2023.07.18 UP 舟艇器材配備式 「三浦海洋クラブ」舟艇配備式を実施(神奈川県三浦市)
神奈川県三浦市の胴網ベースで「B&G三浦海洋クラブ」の舟艇器材配備式を7月1日に実施。三浦市副市長 星野拓吉氏をはじめ、B&G三浦海洋クラブ代表 寺田匡志氏、市議会議長 出口眞琴氏、NPO法人小網代パール海育隊理事長 出口浩氏、海洋クラブ関係者など、約20人が出席しました。
B&G三浦海洋クラブ舟艇器材配備式
B&G三浦海洋クラブ
子どもたちの野外体験機会の減少を憂慮し、小学生を対象とした総合海洋学習を開講。アウトリガーカヌーやメガSUP、オープンウォータースイムを実践し、子どもたちに自然体験を提供するだけでなく、ライフジャケットの重要性など安全教育も行っています。海洋クラブ登録を機に、神奈川県・東京都のフリースクール生徒の受入れや、中高生を対象としたサマースクールを開講する予定です。
星野副市長は、挨拶で「最も海が楽しめるこの小網代で、配備器材を使って子どもたちが海を楽しめる活動を増やしてもらいたい。今後は、様々な海の活用法を学んでほしい」と述べられました。
星野副市長 挨拶
B&G財団常務理事の朝日田は、「今回配備した器材を活用して、さまざまな体験を通して、海を好きになってもらいたい」と挨拶し、SUP1艇、子ども用パドル10本など、総額約50万円の舟艇器材の目録を海洋クラブ副代表の寺田氏に手渡しました。
寺田氏は挨拶で「胴網海岸は、岩に囲まれた立地で、あまり風の影響を受けることなく、マリンスポーツをするには最適な立地だと思う。今回配備されたパドルやBIGSUPを活用し、さまざまな活動を展開していきたい」と抱負を述べられました。
続いて、クラブ員を代表し、寺田愛子さんから「今日頂いたSUPとパドルで、これからの動も頑張ります。ありがとうございます。」とお礼の言葉がありました。
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目録贈呈
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代表挨拶(寺田氏)
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お礼の言葉(クラブ員代表 寺田愛子さん)
式典当日は、悪天候だったため、予定していた体験会は後日行いました。
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体験会の様子
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アウトリガーカヌー体験
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SUP体験
「没入体験」が子どもたちの成長に非常に重要であると説く代表の寺田氏。海での活動時に、プログラムを決めず、それぞれ子どもたちが好きなことに没頭する時間を設けているそうです。様々な工夫を凝らし、子どもたちの成長をサポートする本クラブの今後の活動が楽しみです。
B&G海洋クラブは、マリンスポーツや環境保全活動、水辺の安全教育などを通じて青少年の心と体の育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録でき、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材が配備されます。全国281カ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動しています。