2022.06.22 UP 舟艇器材配備式 函館市で活動する「函館水産高等学校B&G海洋クラブ」に浮き桟橋やSUPなど総額200万円の器材配備式

日本財団助成事業

B&G財団は、1977年から海洋性スポーツを通じて青少年の健全育成を図る「B&G海洋クラブ」の登録を進め、その支援として舟艇器材などの配備をしています。

6月12日(日)、函館市 緑の島を拠点にボート活動や水辺の清掃活動を行う「函館水産高等学校B&G海洋クラブ」への舟艇器材配備式を実施しました。

配備式には、クラブ代表 函館水産高等学校 亀山喜明校長をはじめ、函館市ボート協会事務局長 七飯町 杉原太町長、函館水産高等学校と北海道大学水産学部のボート部員など関係者約20名が参列し、賑やかな式となりました。

出席者が見守る中、B&G財団 理事長菅原悟志から亀山代表に乗船ゲートや浮き桟橋・SUPなど総額200万円の配備器材の目録が手渡されました。

器材配備を受けた亀山代表は「函館水産高等学校ボート部は、昭和29年創部の歴史を誇り、函館港“緑の島”で日々活動しています。しかし、函館の地域住民が舟に乗り、水辺の安全や環境について考える機会は少ない現状がありました。そこで、本校ボート部員が地域住民や観光客へのマリンスポーツ体験の提供や“緑の島”の清掃活動を実施することで、生徒自身の教育、地域貢献、観光誘致などを図るため、B&G海洋クラブに加わりました。ボート部の活動において浮き桟橋の老朽化が問題となっていましたが、今回B&G財団から新しい浮き桟橋とSUPを配備いただきました。配備いただいた器材を最大限に活用して、地域の方々や高校生にマリンスポーツや水辺の安全教育を体験いただく場を提供していきたい。」旨お話しくださいました。

配備式後は、海洋クラブ員たちが新しい浮き桟橋からボートで海に漕ぎ出し、早速配備された器材が活用されました。

函館水産高等学校B&G海洋クラブは、函館港の人工島「緑の島」でボート部の活動に加え、生徒が地域住民や観光客へのマリンスポーツ体験や水辺の安全学習の提供などを通じて、生徒のキャリア教育をはじめ、地域活性化や観光振興などに貢献していく方針です。

B&G海洋クラブは、海洋性スポーツレクリエーションを通じて青少年の心とからだの育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録が可能で、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材が配備されます。全国274ヵ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動しています。

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