2023.07.05 UP 舟艇器材配備式 「横浜海洋クラブ」舟艇配備式を実施(神奈川県横浜市)
神奈川県横浜市の横浜SUP倶楽部で「B&G横浜海洋クラブ」の舟艇器材配備式を6月17日に実施。横浜市議会議員 伊波俊之助氏をはじめ、海洋クラブ副代表 深田聖子氏、日ノ出町環境浄化推進協議会会長 伊藤哲夫氏、NPO法人HamaBridge濱橋会 理事長 大島重信氏、海洋クラブ関係者など、約40人が出席しました。
B&G横浜海洋クラブ
SUPを通じて、子どもたちに横浜の水辺の魅力を伝え、川や海が抱える環境問題に対する関心を高めることを目的に設立。海洋クラブ登録を機に、教育機関などと連携を深め、青少年層に向けたプログラムを充実させていきます。また、横浜市在住・在勤者等へ、新しい生活習慣の提案として、朝の時間の有効活用にSUPを取り入る「朝SUPフィットネス」を実施し、安全に水上スポーツを楽しみながら住民の健康増進と、街の賑わいや観光等に寄与する活動を展開していきます。
横浜市議会議員の伊波氏は、挨拶で「海洋クラブの登録を機に、環境学習など教育的な視点も盛り込まれ、みなさんの活動の幅がより一層広がることを期待したい」と述べられました。
B&G財団常務理事の朝日田は、「環境学習や、朝の通勤・通学前のSUPフィットネスなど、これから取り組む新たな取り組みに、今回配備された器材を存分に活用していただきたい」と挨拶し、SUP22艇、パドル10本など、総額約150万円の舟艇器材の目録を海洋クラブ副代表の深田氏に手渡しました。
深田氏は挨拶で「地域の皆さまとタッグを組み、未来を担う子どもたちに、マリンスポーツが身近な存在になる土壌づくりと、この地域を最大限に活かした総合スポーツクラブを作っていきたい」と抱負を述べられました。
続いて、クラブ員を代表し、植村琴子さんから「去年のSUP全日本選手権では、小学生クラスで優勝することができました。配備されたSUPで練習を重ねて、大人クラスにも挑戦して良い結果を残したい」とお礼の言葉と決意表明がありました。
式典後はSUPやEボートの体験会が行われたほか、SUP等でツーリングしながら、河川やその周辺の清掃活動が行われ、多くの親子連れで賑わいました。また、神奈川県立光陵高校1年生の安齋颯斗さんから「プラスチックごみを減らして、海の魚たちを守ろう!」というテーマで、パワーポイントを用いたプレゼンテーションがあり、大人も子どもも海洋プラスチックごみについて理解を深めました。
B&G海洋クラブは、マリンスポーツや環境保全活動、水辺の安全教育などを通じて青少年の心と体の育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録でき、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材が配備されます。全国281カ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動しています。