2023.06.07 UP 舟艇器材配備式 「B&G Next One.つくば海洋クラブ」舟艇配備式を実施(茨城県つくば市)

日本財団助成事業

茨城県つくば市の桜川漁業組合関連施設で「B&G Next One.つくば海洋クラブ」の舟艇器材配備式を5月28日に実施。衆議院議員 国光あやの氏、茨城県議会議員 星田こうじ氏、つくば市議会議員 飯岡宏之氏、漁協関係者、海洋クラブ員など約50人が出席しました。

集合写真

B&G Next One.つくば海洋クラブは、つくば市の桜川を拠点に活動するNPO法人Next One.を母体として、カヤック・釣り・デイキャンプなどの自然体験活動を実施。今後、筑波大学の学生を対象とした水上アクティビティ事業や、つくば市近郊の特別支援学校の児童を対象としたパラカヌー体験など、様々な活動に取り組んでいきます。茨城県内で8番目の海洋クラブになります。

衆議院議員の国光あやの氏は来賓挨拶で「皆さんの活動拠点となる桜川はつくば市を代表する河川で古くから地域の皆さまから愛されています。最近では外来魚のハクレンの増加などの課題がありますが、皆さんが活動を通して自然や生き物と共生していくことを学んでもらいたいと思います」と述べられました。

来賓挨拶
  • 衆議院議員 国光あやの氏

    衆議院議員 国光あやの氏

    • 茨城県議会議員 星田こうじ氏

      茨城県議会議員 星田こうじ氏

    • つくば市議会議員 飯岡宏之氏

      つくば市議会議員 飯岡宏之氏

B&G財団理事長の菅原は、「子どもたちの成長に不可欠な自然体験活動を実践する海洋クラブは全国に281ヵ所。今回、茨城県内では8番目となる、B&G Next One.つくば海洋クラブが仲間入りしました。海洋クラブの子どもたちには、自然体験を通じて自然豊かで食べ物がおいしく、人のいい茨城県のことをもっと知ってもらいたい。そして将来、地元を盛り上げる人材となってほしいと思います」と挨拶し、カヌーやライフジャケットなど、総額約100万円の舟艇器材の目録を海洋クラブ代表の井上真理子氏に手渡しました。

目録贈呈 クラブ代表 井上真理子氏(左)、B&G財団 菅原理事長(右)

目録贈呈
クラブ代表 井上真理子氏(左)、B&G財団 菅原理事長(右)

海洋クラブ代表の井上氏は「桜川漁協協同組合のご好意のもと、B&G財団から舟艇器材の配備を受け、桜川を拠点に充実した活動ができることに感謝しています。これまで実施してきた三宅島や西伊豆などでのキャンプ事業を継続しながら、桜川では異年齢・異世代との“交流の場”、遊びを通した水辺の自然学習や環境保全などの“学習の場”として各種プログラムを展開していきます」と抱負を述べました。
 続いて、海洋クラブ員を代表して山本 杏さん(小学5年)は「たくさんのカヌーや道具をいただいて、いろいろな活動ができることを嬉しく思います。これからも仲間と協力して楽しい思い出をつくっていきたい」と話してくれました。

    • Next One.つくば海洋クラブ代表 井上氏

      Next One.つくば海洋クラブ代表 井上氏

    • クラブ員代表 山本 杏さん

      クラブ員代表 山本 杏さん

式典後は、環境学習・カヌー体験会が行われ、海洋クラブのメンバーや地域住民などが参加。体験会の前には記念植樹も行われました。今後、特別支援学校を対象とした水上アクティビティ体験や筑波大学の学生を対象とした水辺の安全講習会など人材育成にも力を入れていく計画となっており、本クラブの今後の活躍に期待します。

    • 記念植樹

      記念植樹

    • 環境学習会

      環境学習会

B&G海洋クラブは、マリンスポーツや環境保全活動、水辺の安全教育などを通じて青少年の心と体の育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録でき、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材が配備されます。全国281カ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動しています。

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