2022.09.13 UP 舟艇器材配備式 滋賀県大津市で活動する「KARAHASHI B&G海洋クラブ」で舟艇器材配備式、砂ASOBeachを開催
B&G財団は、1977年から海洋性スポーツを通じて青少年の健全育成を図る「B&G海洋クラブ」の登録を進め、その支援として舟艇器材などの配備をしています。
9月3日・4日の2日間 クラブの活動拠点である滋賀県大津市
滋賀県立琵琶湖漕艇場「関西みらいローイングセンター」で、KARAHASHI B&G海洋クラブへの舟艇器材配備式と「砂ASOBeach in
KARAHASHI(以下、砂ASOBeachと表記)」が開かれました。
配備式には、KARAHASHI B&G海洋クラブ 小原隆史代表をはじめ、大津市商工会議所 杉野善彦副会頭、B&G財団
理事長菅原悟志ほか関係者約50人と砂ASOBeachの来場者も出席し、賑やかな式となりました。
砂ASOBeachは、2016年に始まった人気イベント「BIWAKO湖(うみ)フェス」と併催され、地元市民だけでなく広く滋賀県内や京都府からも参加者が訪れました。
初めに大津市商工会議所 杉野副会頭による開会宣言が行われました。続いてB&G財団理事長
菅原悟志から、ご来場の皆様にご挨拶申しあげ、小原代表に舵手つき4人漕ぎスカル艇1艇や無線機など総額200万円の「舟艇配備目録」を手渡しました。配備を受けた小原代表は、「海洋クラブ登録を機に、さらにこの琵琶湖を拠点として湖上アクティビティを盛り上げていきたい。」と抱負を語ってくれました。
砂ASOBeach in KARAHASHI
砂ASOBeachは、今回配備された波のある水面での使用を考慮し安定性が高く初心者の乗船にも適したコースタル艇や伝統的なナックル艇の「漕艇」、「SUP・BIGSUP」、「水上自転車」、「ウォーターチューバー」、「湖ごみゼロクリーン活動」などの水上コンテンツと、「ランバイク体験」、「キッズダンス・バリアフリー化を目指す演劇・腹話術などのステージ」、「滋賀・琵琶湖にゆかりの著名人によるトークショー」などの陸上コンテンツが用意され、約3,000名が来場、障がい者約80名を含む833人が水上スポーツを体験しました。
大勢の来場者に応対するため、水上コンテンツの指導には海洋クラブ関係者約20人に加え、漕艇場を利用する「瀬田工業高校 ボート部員」約30人もボランティアスタッフとして協力してくれました。
日本三大橋と呼ばれた「瀬田の唐橋」は、琵琶湖の水上スポーツのプラットホームとして、地域住民だけでなく県外からも多くの人が訪れる「KARAHASHI」として交流の場になっています。
B&G海洋クラブは、海洋性スポーツレクリエーションを通じて青少年の心とからだの育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録が可能で、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材が配備されます。全国274ヵ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動しています。