2022.06.30 UP 舟艇器材配備式 下田市外浦海岸で活動する「B&G海クラブ伊豆海洋クラブ」にサーフボード、SUPなど総額100万円の器材配備式
B&G財団は、1977年から海洋性スポーツを通じて青少年の健全育成を図る「B&G海洋クラブ」の登録を進め、その支援として舟艇器材などの配備をしています。
6月26日(日)、下田市外浦海岸を拠点にサーフィンスクール、ビーチクリーン活動などを行う「B&G海クラブ伊豆海洋クラブ」への舟艇器材配備式を実施しました。
配備式には、B&G海クラブ伊豆海洋クラブ 酒井厚志代表をはじめ、下田市松木正一郎市長、下田市議会
中村敦議員、特定非営利活動法人下田ライフセービングクラブ山口智史理事長、一般社団法人マリンネット下田西川雅一郎理事長など関係者と式典後のSUP体験会に参加する地域住民、合わせて約40名が参列する賑やかな式となりました。
出席者が見守る中、B&G財団理事長菅原悟志から酒井代表にサーフボード、SUPなど総額100万円の配備器材の目録が手渡されました。
ご来賓を代表して下田市松木市長は、「海クラブ伊豆は、下田の海を拠点に様々な取り組みを行っています。下田市は、海の環境や水辺の安全を重視しており、海クラブ伊豆と連携した事業を展開していきたい。今後、海のバリアフリー化を進め、車いす利用者が健常者と一緒に泳げる海を目指していけば、より多くの人々から下田の海が愛されるようになる。今回の舟艇器材配備をきっかけに、海クラブ伊豆と様々な取り組みをしていきたい。」旨お話しくださいました。
器材配備を受けた酒井代表は「下田市には10ヵ所の海水浴場があり、各海岸それぞれに特徴がある。サーフィンに適した海岸、SUP・カヌーに適した海岸、海水浴や磯遊びに適した海岸など様々な楽しみ方ができる。配備されたサーフボード、SUPなどを利用し、下田の海の魅力を一つでも多く伝えていきたい。当クラブは白浜小学校の“海クラブの活動サポート”からはじまった。今後は小・中学生を対象とした活動のほか、幅広く市民に海の楽しさを知ってもらうことを目標に活動を広げていきたい。式典後、SUP体験会を実施します。今日は晴れて、風も穏やかな“マリンスポーツ日和”です。青い海と緑の大地が美しく、B&Gにふさわしい記念すべき日になりました。」旨お話しくださいました。
B&G海クラブ伊豆海洋クラブは、サーフィンスクールやビーチクリーン活動を行うほか、今年4月下田市立下田中学校にできたサーフィン部の指導にも取り組んでいます。
B&G海洋クラブは、海洋性スポーツレクリエーションを通じて青少年の心とからだの育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録が可能で、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材が配備されます。全国271ヵ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動しています。