2025.05.22 UP 舟艇器材配備式 静岡の海で学び・楽しむ「B&G 静岡クラブサリーズ海洋クラブ」舟艇器材配備式を実施

日本財団助成事業

静岡県静岡市で「B&G静岡クラブサリーズ海洋クラブ」の舟艇器材配備式を5月11日に実施。地元の小学生や関係者など約50人が出席した。

 B&G静岡クラブサリーズ海洋クラブは、静岡市の石部海岸から用宗海岸を活動水面に、株式会社クラブサリーズ「クラブサリーズSUPスクール」を母体として、SUP体験会をはじめ、海上での安全講習や障がい者向けSUPトレーニングの実施など、誰もが安全に楽しく参加できる機会を提供している団体。
 今後もSUPを中心に、地域の子どもから大人、障がいの有無を問わずすべての人が海とふれあい、海で学ぶ機会を提供することを目指し、様々なマリンアクティビティを展開していく。

静岡市の難波喬司市長は、今後、配備いただいた舟艇器材を大いに活用して、海を大事にする文化、浜を大事にする文化、そして自然災害に対する備えをしっかりする文化が子どもたちに根付いていくことを期待していると述べた。

静岡市 難波氏市長

静岡市 難波市長

B&G財団常務理事の朝日田智昭は、今回の配備器材を用いて、さらなる事業拡大に向けて、新たな活動に積極的にチャレンジしてもらいたいと挨拶し、障がい者対応SUP・パドル・ライフジャケットなど、総額約200万円の舟艇器材の目録を海洋クラブ代表の仁科 斉氏に手渡した。

仁科氏(左)、朝日田常務(右)

仁科氏(左)、朝日田常務(右)

海洋クラブ代表の仁科氏は、これから地域の小中学校での水辺の安全教室の実施のほか、背浮き・セルフレスキューなど、さまざまなイベントを実施し、活動を拡大していきたいと抱負を述べた。

式典後には、参加者を対象としたBIG SUP(ビッグサップ)の体験試乗会が行われた。水面を進むたびに歓声が上がり、自然と笑顔がこぼれ、和やかな雰囲気の中で、参加者同士の交流も深まっていた。
 今回の舟艇器材配備をきっかけに、B&G静岡クラブサリーズ海洋クラブの活動はさらに充実し、地域における水辺の安全教育やマリンスポーツの普及が一層進んでいくことが期待される。

  • 水辺の安全教室(紙芝居)

    水辺の安全教室(紙芝居)

  • 体験試乗会の様子

    体験試乗会の様子

  • 体験試乗会の様子

    体験試乗会の様子

  • 体験試乗会の様子

    体験試乗会の様子

B&G海洋クラブは、マリンスポーツや環境保全活動、水辺の安全教育などを通じて青少年の心と体の育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録でき、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材を配備。全国290ヵ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動している。

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