2024.06.24 UP 舟艇器材配備式 「B&G京丹後海洋クラブ」舟艇配備式を実施
京都府京丹後市のツリーハウス広場で「B&G 京丹後海洋クラブ」の舟艇器材配備式を6月2日に実施。地元の小学生をはじめ保護者、関係者など約50人が出席した。
B&G京丹後海洋クラブは、京都府京丹後市の「蒲井海岸」を活動水面に地元の若者を中心に発足された「かまい海岸シーカヤッククラブ」を母体として、シーカヤック体験会などを地域住民や観光客に提供している。環境学習にも力を入れており、ビーチクリーンなども積極的に実施している。今後はSUP体験会や地元の小学生への水辺の安全教室の開催も計画しており、様々な角度から蒲井海岸の楽しみ方を伝えていく
京丹後市の中山 泰市長は「蒲井海岸は海が見渡せるツリーハウスのある場所として地域活性化に寄与してきた。今回配備されたシーカヤックは楽しみながら体力づくりができる、ヘルスツーリズムや体験型観光の核になると期待している。今後も市を挙げて、海洋クラブ、蒲井・旭地区の活性化をバックアップしていきたい」と述べた。
B&G財団常務理事の朝日田は、「今後、小中学校の水辺の安全教室や体験型修学旅行など新たな事業が実施され、さらに幅広い活動が展開されることを期待している」と挨拶し、カヤック・SUP・パドル・リーシュコードなど、総額約200万円の舟艇器材の目録を海洋クラブの濱上 澪氏に手渡した。
蒲井・旭活性化協議会の古橋五郎会長は「蒲井海岸はマリンスポーツには最適な場所だと考えており、今後もツリーハウスやキャンプ場、宿泊施設など周辺施設と連携しながら、蒲井・旭地区の活性化のために頑張っていきたい」と話した。
参加者は式典前に「海岸清掃」を行い、式典後には「水辺の安全教室」と「シーカヤック試乗会」を体験し、蒲井の海を満喫した。また試乗会と並行して地元の方によるゲリラライブも行われ、大盛況の一日となった。
B&G海洋クラブは、マリンスポーツや環境保全活動、水辺の安全教育などを通じて青少年の心と体の育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録でき、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材を配備。全国282ヵ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動している。