2025.08.25 UP 舟艇器材配備式 御前崎海洋クラブ、7年連続「特A評価」でBIG SUPを配備

日本財団助成事業

御前崎港マリーナにて、B&G御前崎海洋クラブの舟艇器材配備式および記念イベントが開催され、地元小中学生や保護者、関係者ら約60人が参加した。

B&G御前崎海洋クラブは、御前崎港マリーナを拠点に、ヨット・カヌー・SUPを中心とした多彩な体験会やイベントを数多く企画・実施しており、地域の子どもたちや住民がマリンスポーツに親しみながら、水辺での安全や自然環境への理解を深める機会を提供している。また、こうした活動を通じて、地域コミュニティの活性化や世代を超えた交流の場づくりにも取り組んでいる。

1.式典情報

実施日 2025年8月17日(日) 11:30~
場所 御前崎港マリーナ艇庫
出席者

<御前崎市>
・御前崎市 市長  下村 勝 氏
・御前崎マリンスポーツクラブ 会長  増田 雅伸 氏
<B&G御前崎海洋クラブ>
・代表  植田 繁 氏
<B&G財団>
・常務理事  朝日田 智昭

式次第 一、開式
一、主催者挨拶
一、来賓紹介
一、来賓挨拶
一、目録贈呈
一、海洋クラブ代表者挨拶
一、海洋クラブ員代表お礼の言葉
一、記念撮影
一、閉式
配備器材 ・BIG SUP 2艇
・SUP 3艇
・SUPパドル 10本
・リーシュコード 3本

B&G財団常務理事の朝日田は、今回新たに配備された舟艇器材が活発な活動を続ける御前崎海洋クラブの取り組みをさらに後押ししてくれることを期待していると挨拶し、総額100万円の舟艇器材の目録を海洋クラブ代表の植田氏に手渡した。

植田氏(右)、朝日田常務(左)

植田氏(右)、朝日田常務(左)

2.式典の様子

下村市長は、御前崎市がサーフタウン構想を推進し、マリンスポーツを核に地域の活性化に取り組んでいる。また、子どもの教育面においても、自ら考え判断する力を養うのに最適であり、教育の中で積極的に生かしていきたいと述べた。

海洋クラブ代表の植田氏は、今回配備された器材を最大限に活用し、クラブとしてより良い成果につなげられるよう継続的に取り組んでいきたいと抱負を語った。

海洋クラブ員を代表して、廣川親子は、今回配備されたSUPを体験することで、子どもたちの自信や成長につながる貴重な機会になる。地域の海や自然を大切にしながら、今後も楽しく活動を続けていきたいと語った。

3.ワン・コインSUP教室を開催

実施日 2025年8月17日(日)
【午前の部】10:00~12:00 ※配備式中にも実施
【午後の部】13:00~15:00
場所 御前崎港マリーナ艇庫
参加者 小中学生や保護者など
参加人数 約40人
実施内容 ワンコインSUP体験会

記念イベントでは、ワンコイン(500円)で参加できるBIG SUP・SUP体験会が行われ、参加者たちは息を合わせて力強く漕ぎながら、笑顔いっぱいに楽しむ姿が見られた。初めてSUPに挑戦する親子も多く、「良い思い出になった」との声も聞かれた。手軽に参加できるこのイベントは、多くの方に水辺の魅力を感じてもらう機会となった。

  • 新しいSUPに乗って、元気に漕ぎ出した

    新しいSUPに乗って、元気に漕ぎ出した

  • BIG SUPで力を合わせて漕ぐ参加者たち

    BIG SUPで力を合わせて漕ぐ参加者たち

BIG SUPの導入により、海洋クラブの活動に新たな可能性が広がった。これまでSUP体験が難しかった小さな子どもや障がいのある方にも、海を楽しむ新たな機会を提供できるようになる。これからの活動の広がりを期待したい。

B&G海洋クラブは、マリンスポーツや環境保全活動、水辺の安全教育などを通じて青少年の心と体の育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録でき、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材を配備。全国290ヵ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動している。

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