2022.08.12 UP 休眠預金等を活用した体験格差解消事業 海をみんなで楽しもう!「カヌー体験会」を開催 株式会社FEEL(山口県下関市)

休眠預金を活用した事業のシンボルマーク

休眠預金活用事業の実行団体の株式会社FEELは、7月26日から30日までの5日間、油谷青少年自然の家(山口県長門市)で「カヌー体験会」を開催。放課後デイサービスに通所する子どもとその家族を対象に実施し、257人(参加者116人、引率スタッフ106人、保護者・兄弟等35人)が参加しました。

カヌー体験会

体験会の実施にあたっては、安心・安全な指導体制を確保するため、6月に放課後デイサービスのスタッフを対象とした「事前研修」を行いました。  普段体験することが難しい海での活動に、参加者の保護者や兄弟も一緒に参加。放課後デイサービスのスタッフと一緒に運営をサポートするなど、万全の体制のもと、子どもたちは海を楽しみました。

  • 息を合わせてカヌーを漕ぎます

    息を合わせてカヌーを漕ぎます

  •  SUPにも挑戦しました

    SUPにも挑戦しました

  • ビッグSUPを浮島にして海水浴

    ビッグSUPを浮島にして海水浴

  • 子どもたちは大はしゃぎでした

    子どもたちは大はしゃぎでした

  • 親身になって面倒をみてくれました

    親身になって面倒をみてくれました

  • 保護者・兄弟も一緒に参加

    保護者・兄弟も一緒に参加

保護者の声
・普段なかなか挑戦できないカヌーにチャレンジさせてもらえるのが嬉しいし、年々子どもがたくましくなっていくのがわかります。
・海が怖くて入れなかったのに、今では足のつかない所までどんどん入っていくし、カヌーに積極的に乗るようにもなりました。

施設スタッフの声
・海水が口に入ってしょっぱさにびっくりした顔や、小さな魚を見つけて目をキラキラさせている顔、お母さんのお土産に大きな貝殻を見つけて嬉しそうな顔…そんな子どもたちを見て、たくさんの元気をもらいました。
・カヌー体験会は海で活動するだけでなく、指導者の話を聞く、ライフジャケットを着る、休憩時には海から上がる、シートの上でご飯を食べる、皆と一緒に着替えるなど、子どもたちに日常生活ではできない経験をさせることが大切だと改めて感じました。

FEELでは今後も「すべての子どもたちに笑顔を」をモットーに、体験機会の拡大、体験の質の向上、指導者の育成に力を入れ、子どもたちが心身ともに成長する機会を提供していきます。

B&G財団は休眠預金活用法に基づく「資金分配団体」の認定を受け、障がいの有無や家庭の事情等から生じる、子どもたちの体験格差の解消を図ることを目的に全国20団体の応募の中から「実行団体(10団体)」を選定。
2020年度から2022年度までの3年間、B&G財団がそれぞれの団体を支援し、各実行団体が障がい児や児童養護施設、ひとり親家庭等の子どもたちを対象に海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動の機会を提供し、当該地域でのインクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを進めています。

 

関連ページ

B&G財団メールマガジン

B&G財団の最新情報をメールマガジンにてお送りいたします。ご希望の方は、登録ボタンよりご登録ください。