休眠預金活用事業 夏の海洋体験活動に向け、指導者研修会を開催
休眠預金活用事業の実行団体の1つである、有限会社SHIPMAN。同社は「静岡県立三ケ日青少年の家」の運営に携わるとともに、地域の関係機関と連携し、地元小中学校、特別支援学校等への水辺の安全普及活動を行っています。
今年の夏に臨海学校等で三ケ日青年の家で活動を予定している、教員および団体職員(20団体・35名)を対象に、2021年5月14日(金)、16日(日)の2日間、「海洋活動指導者研修会」を実施しました。
研修会では、まず活動器材や乗降場所となる桟橋の確認をした後、実際に海洋活動で児童・生徒が使用するカッターボートとダブルハルカヌーを体験してもらいました。
代表の城田氏は、「教員はじめ団体職員の方々の安全・安心に対する意識を変えたいという思いで研修を実施している。安全管理者であるという意識を強くしてもらい、器材準備から後片付けまで怪我なく無事に海洋活動が行えるように子どもたちの健康管理をしっかり把握してほしい。この研修を通して、活動内容や役割分担等について理解を深めてもらい、子どもたちが海を存分に楽しめるようにしたい」と話します。
今夏の海洋活動に向け、準備が着々と進められています。
B&G財団は休眠預金活用法に基づく「資金分配団体」の認定を受け、障害の有無や家庭の事情等から生じる、子どもたちの体験格差の解消を図ることを目的に全国20団体の応募の中から「実行団体(10団体)」を選定。
2022年度までの3年間、B&G財団がそれぞれの団体を支援し、各実行団体が障がい児や児童養護施設、ひとり親家庭等の子どもたちを対象に海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動の機会を提供し、当該地域でのインクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを進めています。
今後も体験格差解消に向けて、実行団体と手を携えて事業を推進していきます。
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