休眠預金活用事業 「海遊びのユニバーサルデザイン研修会」を開催
休眠預金活用事業の実行団体の1つである、オーシャンファミリー(神奈川県葉山町)は、2020年12月5日(土)にボランティアスタッフを対象とした「海遊びのユニバーサルデザイン研修会」を開催。この研修会は、葉山町の後援を得て、町内の掲示板にチラシを掲載して参加者を募り、オーシャンファミリーのボランティアスタッフをはじめ、学生や障がい児団体のスタッフなど16名が参加しました。
オーシャンファミリーは「海で子どもを元気に、元気になった子どもが海を元気に」をビジョンに掲げ、障がい等さまざまな理由で海での活動を制限されている子供たちに、自然体験の機会を提供しています。
B&G財団は休眠預金活用法に基づく「資金分配団体」の認定を受け、障害の有無や家庭の事情等から生じる、子どもたちの体験格差の解消を図るため「実行団体(10団体)」を選定。
2022年までの3年間、それぞれの団体と連携して、障がい児や児童養護施設、ひとり親家庭の子どもたちを対象に海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動の機会を提供し、インクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを進めています。
今回は、葉山町教育研究所 教育相談の北澤光子さんによる「海遊びのユニバーサルデザイン」。
海遊びを誰もが楽しめるユニバーサルデザインとするために必要な視点や考え方に関する講義とグループディスカッションを行いました。
子どもたちに海の楽しさを感じてもらうためには、海への安心感を持ってもらうこと、子ども一人ひとりの個性に合わせてサポートを行うことが大切だということを研修を通してあらためて学びました。
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マインドフルネスの様子
今の自分の状態に意識を向けて心を整える技法。自分の思考や感覚を観察・整理することで集中力や注意力、洞察力を高めます。
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アイスブレイク(じゃんけん)の様子
勝つと喜ぶ、負けると悲しむ、あいこは一番喜ぶ!
感情を思いきり表現することで相手に気持ちが伝わりやすくなります。 -
グループディスカッションの様子
ディスカッションでは、子どもたちとの関わりの中で感じた課題や不安をグループで協議した後、全体発表でそれを共有するとともに、対処の仕方について議論しました。
参加者の声
- 同じ悩みをもっている方が多いことが分かって安心した。
- 子どもたちに海活動をする上で安心感を持たせること、信頼関係をどう築くかということが何より大切。
- SOSや感情表現がうまく言えない子どももいる。日頃からよく観察することで、変化に気づいて、感情を汲み取ってあげることが必要。
- 子どもたちに海の楽しさを伝えるためには自分自身がもっと海の楽しさを経験することが大切だと思った。
- 海を通して子どもたちと一緒に成長していきたい。
オーシャンファミリーでは、子どもたちの海での活動をサポートするスタッフの知識や技術の向上を目的として、研修会やスタッフミーティングなど、情報共有を日頃より積極的に行っています。
今後も実行団体10団体と連携しながら、体験格差の解消、インクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを進めていきます。
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