2021.11.01 UP 休眠預金等を活用した体験格差解消事業 障がい児のためのサーフィン体験会を開催

休眠預金を活用した事業のシンボルマーク

波に乗ってGO!

オーシャンズラブ(Ocean's Love)は、障がいを持つ子どもたちにサーフィンを通して「海の素晴らしさ・海の愛・海からのエネルギー」を感じながら1日を楽しんでもらい、サーフィンを楽しむ子どもたちの姿を見てそのご家族にも「子どもたちの無限の可能性を見い出して頂きたい」との考えから、プロサーファー アンジェラ・磨紀・バーノンさんを中心に2005年に設立され、2012年に特定非営利活動法人の認定を受けました。

今年度休眠預金活用事業として、6月から10月まで月2回のサーフィン体験会を開催する予定でしたが、緊急事態宣言のため7月からサーフィン体験会を実施できませんでした。

サーフィン体験会が中止となる中でも、9月からオンラインでサーフィントレーニングに加え、リトミックダンスや新聞紙工作、輪投げなど新しいプログラムを実施し、子どもたちと活動を続けました。

緊急事態宣言の解除に伴い、10月16日(土)障がい児やその家族、ボランティアなど約40人が参加して、今年3回目のサーフィン体験会を開催しました。

当日は雨まじりの天気でしたが、海のコンディションは上々でちょうど良いサイズの波に恵まれ、子どもたちはたくさん波に乗れて笑顔に溢れました。

  • 陸上トレーニング

    陸上トレーニング

  • 水上トレーニング

    水上トレーニング

  • 波をとらえて

    波をとらえて

  • 波に乗れました!

    波に乗れました!

ボランティアスタッフが大活躍

ボランティアスタッフが大活躍

保護者からは、「7月から延期になっていたので、今日を本当に楽しみにしていました」と言うお声を多数いただきました。

ボランティアスタッフからは、「久しぶりに活動に参加でき、スタッフの皆に会えてうれしかった」、「雨の中でも、子どもたちのチャレンジする姿を見て、開催出来て良かった」などの声が聞かれ、参加者はもちろんのことスタッフにとってもサーフィン体験が楽しみであり、活動再開を喜んでいることが伝わってきました。

そしてオーシャンズラブは新たな取り組みとして、10月25日(月)から放課後等デイサービス「アフタースクール Ocean's Love 茅ヶ崎」を開設し、活動の幅を広げていきます。

サーフィン楽しいよ!

サーフィン楽しいよ!

B&G財団は休眠預金活用法に基づく「資金分配団体」の認定を受け、障害の有無や家庭の事情等から生じる、子どもたちの体験格差の解消を図ることを目的に全国20団体の応募の中から「実行団体(10団体)」を選定。
2020年度から2022年度までの3年間、B&G財団がそれぞれの団体を支援し、各実行団体が障がい児や児童養護施設、ひとり親家庭等の子どもたちを対象に海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動の機会を提供し、当該地域でのインクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを進めています。

 

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