休眠預金活用事業 「実行団体」活動レポート(株式会社FEEL ― 山口県下関市)

休眠預金活用事業 「実行団体」活動レポート(株式会社FEEL ― 山口県下関市)

休眠預金を活用した事業のシンボルマーク

B&G財団は休眠預金活用法に基づく「資金分配団体」の認定を受け、障害の有無や家庭の事情等から生じる、子供たちの体験格差の解消を図るため「実行団体(10団体)」を選定。

2022年までの3年間、それぞれの団体と連携して、障害児や児童養護施設、ひとり親家庭の子供たちを対象に海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動の機会を提供し、インクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを進めます。

 

実行団体の1つである株式会社FEEL(山口県下関市)の活動の一部を紹介します。

2020年8月6日(木)、放課後デイサービスに通所する発達障害や肢体不自由の子供11名を対象に、きらら浜(山口市)でカヌー・SUP体験会を実施しました。

準備運動、ライフジャケットの着用、カヌーの乗降方法などをレクチャーした後、早速出艇。スタッフの丁寧な指導の下、思い思いにパドリングを楽しみました。特に安定感と浮力があるメガSUPは、初めて体験した子供たちに大人気でした。

  • アイスブーレ―キング

  • 車椅子の参加者はスタッフが抱えて移動

  • スタッフ指導の下、ペアカヌーを楽しむ

  • スタッフが補助しメガSUPを楽しむ

 

株式会社FEELでは、今回のきらら浜(山口市)のほか、湯谷少年自然の家(長門市)、深坂自然の森(下関市)の県内3ヵ所で、困難な状況の子供たちを対象とした水辺の体験会を実施していきます。

また、山口県母子寡婦連合会と連携し、コロナウイルス影響により失職した保護者やひとり親家庭で育った大学生を陸上スタッフとして雇用するなど、新たな支援にも取り組んでいきます。

 

 

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