休眠預金活用事業 「障がい児のためのサーフィントレーニング」をオンライン開催
障害の有無や家庭の事情等から生じる子どもたちの体験格差。その解消を図るため、サーフィンを通じてノーマライゼーションの社会づくりを目指すOcean's Love(神奈川県茅ケ崎市)は、障がい児のためのサーフィントレーニングをオンラインで開催し、障がい児やその家族、ボランティアなど20人が参加しました。
B&G財団は休眠預金活用法に基づく「資金分配団体」の認定を受け、障害の有無や家庭の事情等から生じる、子どもたちの体験格差の解消を図るため「実行団体(10団体)」を選定。
2022年までの3年間、それぞれの団体と連携して、障がい児や児童養護施設、ひとり親家庭の子どもたちを対象に海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動の機会を提供し、インクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを進めています。
2020年11月28日(土)、新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、急遽、オンライン開催に変更して実施。自宅に居ながら、基本動作のトレーニング、音楽に合わせたサーフィンダンス、しりとりゲームなど、楽しみながら汗を流す90分間となりました。
毛布をサーフボードに見立て基本動作のトレーニング
両腕で上体を起こす動作や、立ち上がり方、ボードの上でのバランスのとり方などを、インストラクターに合わせて反復練習しました。
両腕で体を起こす動作。自然と笑顔があふれます。
バランスのとり方を練習。海の上でも安定してできるといいですね。
音楽に合わせて約10分間のサーフィンダンス
パドリングや波乗りのポーズ、バランスなど6つの動作を繰り返し練習。かなりハードなトレーニングだったようです。
ボードの上でのパドリングを想定し、クロールのように腕を動かします。
波をかきわける平泳ぎの動作を繰り返します。
参加者からは「海で活動したいけど、オンラインも楽しかった。特にしりとりゲーム」「サーフィンダンスはハード。結構、汗をかきました」などの感想が寄せられました。
今後も実行団体10団体と連携しながら、体験格差の解消、インクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを進めていきます。
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