2022.06.30 UP 休眠預金等を活用した体験格差解消事業 夏目前、新人スタッフのライフセーバー講習会を開催  NPO法人コバルトブルー下関ライフセービングクラブ(山口県下関市)

休眠預金を活用した事業のシンボルマーク

休眠預金活用事業の実行団体「NPO法人コバルトブルー下関ライフセービングクラブ」では、6月11日(土)から全4日間の日程で、公益財団法人日本ライフセービング協会のベーシック・サーフライフセービング講習会を開催、大学生から社会人まで7名の新人スタッフが参加しました。

講習参加者

講習参加者

彼らは資格取得後、角島を望むホテル西長門リゾート前のビーチで、監視業務とクリアカヌー・SUP・バナナボートなどのアクティビティーを担当します。

7名の新人スタッフは、利用者が安心して活動していただけるように、安全管理・救助スキルを学び、ベーシック・サーフライフセーバー資格を取得します。

講習最終日6月19日(日)、受講者は講習で学んだボードレスキュー、チューブレスキュー、ラン・スイム・ランなどの試験に臨みます。

パドルの使い方の説明を受ける参加者

試験結果は、全員合格。日本ライフセービング協会のインストラクターから受講者に修了証が手渡されました。指導したインストラクターは「4日間の講習を通じて、受講者の成長を実感した。これから多くの人に海のすばらしさを伝えてほしい」と話してくれました。

コバルトブルー下関ライフセービングクラブでは、体験格差を解消するために、活動場所の渚の交番島戸を通じて、今後も大学生、ボランティア、地元企業などと連携を図り、活動を広げていきます。

B&G財団は休眠預金活用法に基づく「資金分配団体」の認定を受け、障害の有無や家庭の事情等から生じる、子どもたちの体験格差の解消を図ることを目的に全国20団体の応募の中から「実行団体(10団体)」を選定。
2020年度から2022年度までの3年間、B&G財団がそれぞれの団体を支援し、各実行団体が障がい児や児童養護施設、ひとり親家庭等の子どもたちを対象に海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動の機会を提供し、当該地域でのインクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを進めています。

 

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