休眠預金活用事業
海をみんなで楽しもう!
「カヌー体験会」を開催
休眠預金活用事業の実行団体である株式会社FEELは、昨年度から放課後デイサービスに通所している子どもたちを対象とした自然体験活動を実施しています。
8月10日(火)、油谷青少年自然の家(山口県長門市)で「カヌー体験会」を開催。これまで放課後デイサービスに通所する子どものみを対象としていましたが、今年から子どもの家族も一緒に参加できるように変更し、37人が参加しました。
指導にあたっては、子ども一人ひとりの性格や行動を理解している放課後デイサービスのスタッフ協力なしには、安心・安全な体験会を実施することはできないことから、スタッフを対象に事前の実技研修も行いました。また当日は下関短期大学保育学科の学生5人も実習の一環で参加し、お兄さん、お姉さんのような存在として子どもたちの面倒をよくみてくれました。万全な指導体制のもと、子どもたちは海を存分に楽しみました。
初めて参加した家族は「お父さんと妹と一緒に海で遊べて楽しかった」「笑顔で楽しんでいる姿を見て本当に感謝しています。来年は私も水着を用意してきます」と話してくれました。
FEELでは今後も「すべての子どもたちに笑顔を」をモットーに、体験機会の拡大、体験の質の向上、指導者の育成に力を入れ、子どもたちが心身ともに成長する機会を提供していきます。
B&G財団は休眠預金活用法に基づく「資金分配団体」の認定を受け、障害の有無や家庭の事情等から生じる、子どもたちの体験格差の解消を図ることを目的に全国20団体の応募の中から「実行団体(10団体)」を選定。
2020年度から2022年度までの3年間、B&G財団がそれぞれの団体を支援し、各実行団体が障がい児や児童養護施設、ひとり親家庭等の子どもたちを対象に海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動の機会を提供し、当該地域でのインクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを進めています。
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