2021.12.20 UP 休眠預金等を活用した体験格差解消事業 障がい児を対象に「マウンテンバイク体験会」を開催

休眠預金を活用した事業のシンボルマーク

12月4日(土)、休眠預金活用事業の実行団体である株式会社FEELは、障がい児を対象に「マウンテンバイク体験会」を深坂自然の森(山口県下関市)で開催。当日は放課後デイサービス施設に通所する、発達障がいのある子ども9人が参加しました。

参加者は各自のサイズに合わせたヘルメットと自転車を選び、グラウンドに集合。グラウンドには、この体験会のためにスタッフが準備したパンプコース(人工的なこぶ)が設置されていました。

  • 自分に合ったヘルメットを選びます

    自分に合ったヘルメットを選びます

  • 自分に合った自転車を選びます

    自分に合った自転車を選びます

  • バッチリ決まりました

    バッチリ決まりました

まず、全員で一緒に自転車に乗ってウォーミングアップ。このウォーミングアップで運転レベルを確認し、2チームに分けました。

初心者にはスタッフのほか、施設職員の方にも協力いただき、マウンテンバイクのバランス感覚をつかむ練習から始めました。

  • まずはコースを確認

    まずはコースを確認

  • ウォーミングアップ(上級者)

    ウォーミングアップ(上級者)

  • ウォーミングアップ(初心者)

    ウォーミングアップ(初心者)

上級者は、早速、パンプや一本橋にチャレンジ。最初は、恐怖心からスピードが出せずに転倒する子どももいましたが、しばらく練習を重ねるうちに、勢いよくペダルを踏み、パンプをクリアしました。

一本橋でも、失敗してもあきらめずに何度も挑戦して、最後には渡りきることができるようになりました。

体験会終了後、「すごく楽しかった」「パンプをクリアできて嬉しい」「もっと難しいコースにチャレンジしたい」といった声が聞かれ、子どもたち、施設職員の方にもたいへん好評でした。

年明けには本格的なマウンテンバイクコースにチャレンジする予定です。

「マウンテンバイク体験会」ダイジェスト動画

FEELでは、今後も「すべての子どもたちに笑顔を」をモットーに、子どもたちが心身ともに成長する機会を提供していきます。

B&G財団は休眠預金活用法に基づく「資金分配団体」の認定を受け、障害の有無や家庭の事情等から生じる子どもたちの体験格差の解消を図ることを目的に、全国20団体の応募の中から「実行団体(10団体)」を選定。
2020年度から2022年度までの3年間、B&G財団がそれぞれの団体を支援し、各実行団体が障がい児や児童養護施設、ひとり親家庭等の子どもたちを対象に海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動の機会を提供し、当該地域でのインクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを進めています。

 

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