2022.04.18 UP 防災拠点事業 第二期 2022年度 防災拠点事業決定書授与式(群馬県みなかみ町)を開催

日本財団助成事業

4月12日(火)みなかみ町役場で、「2022年度 防災拠点事業決定書授与式」が開かれました。

授与式には、みなかみ町 鬼頭春二町長をはじめ、宮崎育雄副町長、田村義和教育長など関係者がご臨席される中、B&G財団 常務理事朝日田智昭から鬼頭町長に、防災拠点整備・人材育成にかかる経費を3年間で総額5,400万円を上限に助成する「決定書」が手渡されました。

決定を受けた鬼頭町長は「当町は、ユネスコエコパークにも認定いただいた自然豊かな町です。反面、豊かな自然は地形的に土砂災害などが危惧されます。当町ではダンプや重機のほか、特別に給水車も配備いただきます。これも当町が豊かな水源に恵まれることから、町営水道以外に組合水道・自家水道などが数多く点在することへの備えです。本事業で配備いただく機材を活用し、研修を通して人材育成に努めて、災害時にしっかりと対応できる町を構築していきます。また、他の防災拠点とも提携して、災害時相互応援体制の関係性も作っていきたい。」旨お話しくださいました。

万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。

災害発生時は、全国の「防災拠点」担当者が、どの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。

防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

関連ページ

2022年度(第二期)

2021年度(第一期)

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