2024.09.05 UP 体験格差解消事業 大成建設協賛 「B&G海あそびFamily Day」を開催

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8月22日、体験格差解消事業の一環として、若洲海浜公園(東京都江東区)において、「B&G海あそびFamily Day」を開催。都内の特別支援学校や放課後等デイサービスに通う障がい児とその保護者・介助者など34人が参加し、メガSUPやゴムボート遊覧、水遊びを楽しんだ。

 本事業は、「普段、自然体験活動に参加することが困難な障がいを持つ子どもたちに海辺の自然体験活動を楽しむ機会を提供する」ことを目的に実施。事業の趣旨に賛同いただいた大成建設株式会社の協賛金により実現することができた。

普段車椅子の子も介助者と一緒に乗船し、「最高だった!」と笑顔を見せた

普段車椅子の子も介助者と一緒に乗船し、「最高だった!」と笑顔を見せた

初めてのSUP!初めてのゴムボート!

当日は、特別支援学校に通う小中学生および保護者のグループと、放課後等デイサービスに通う小学生から高校生および介助者のグループ、2班に分かれてプログラムを実施。準備運動のあと、安全のため身体に合ったライフジャケットを着用し、早速班ごとに活動開始。
初めての体験にも怖がる様子を見せずに積極的な子どもたちは、SUPやゴムボートに乗り込み、楽しそうな表情を見せてくれた。

  • メガSUPに乗っていってらっしゃ~い!

    メガSUPに乗っていってらっしゃ~い!

  • 初めてのゴムボートに乗ってドキドキわくわく♪

    初めてのゴムボートに乗ってドキドキわくわく♪

  • 2人でSUPに初挑戦した親子も!

    2人でSUPに初挑戦した親子も!

  • プールと水鉄砲遊びも大人気でした!

    プールと水鉄砲遊びも大人気でした!

天候不良によりやむなくプログラム途中で終了。でもまたチャレンジしようね!

当日は東京都内各所ではゲリラ豪雨が発生しており、プログラムが進行するにつれ、雷鳴が近づいて来たと同時に、まもなく会場付近にも大雨が降る予測が出たため、各班1つ目のプログラムが終了した段階で海からあがり、水遊びに移行。その後、やむを得ず途中で切り上げ終了することを判断。

  「まだ海で遊びたい」という子どもたちは、「また海に来ようね!」「またチャレンジしようね!」という保護者の言葉で納得し、「水遊びが楽しかった」「ボートで風を感じられて最高だった!」「今度はSUPにも乗りたい!」などたくさんの感想を聞かせてくれた。

嵐が来る前にみんな海から上がって集合写真!

嵐が来る前にみんな海から上がって集合写真!

様々な理由で自然体験活動への参加が難しい子どもたちは少なくない。今後もすべての子どもたちが分け隔てなく、海や自然の雄大さ、水遊びの楽しさを五感を使って感じられる機会を提供していく。

<参加した保護者の感想(一部抜粋)>

・ボート遊覧が天候不良のため実施出来なかったことは残念だったが、安全面を考慮して迅速で柔軟な対応に感謝したい。

・海に行くこと自体が大変な上、行っても迷子や事故にならないように気を張っていないといけないのが親としても大変なため、なかなか海で遊ぶ機会が持てなかったが、思った以上に楽しんでいて貴重な経験ができた。「障がいがあるから」とあまりやってこなかった活動でも本人は十分楽しむことができるということに、親としても気づきがあった。

・障がいがあっても色々な経験をさせていけたらと常々思っているが、難しいこともある。今回の体験で水に触れて、楽しめたことを第一歩に、色々なことに親子共々チャレンジしていきたい。

・普段外出が難しい子供と夏休みの特別な思い出を作ることができた。

・マンション住まいで、なかなか家でプールを出して遊ぶということができないため、とても良い機会だった。お風呂でシャンプーするのも嫌がるが、今日は自分から水に飛び込んだり、水鉄砲を顔にかけたりと思った以上に楽しんでいて嬉しかった。

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