体験格差解消事業 大成建設(株)協賛「若洲マリンスポーツ体験会」開催

体験格差解消事業 大成建設(株)協賛「若洲マリンスポーツ体験会」開催

大成建設

2019年7月26日(金)・27日(土)の2日間、体験格差解消事業の一環として若洲海浜公園で児童養護施設の子供と職員、ひとり親家庭の親子を対象にマリンスポーツ体験会を開催。初日は9組20人、2日目は11組25人、延べ20組45人が参加しました。

この体験会は本事業の趣旨にご賛同いただいた大成建設株式会社の寄付金により実施しました。

夏休みの自由研究に活用「ジュニア設計工房」

夏休みの自由研究に活用できるプログラムとして、大成建設の担当者による「ジュニア設計工房」を実施。これはCAD(3次元設計ソフト)を使用しiPadで自分のお気に入りの部屋をデザインするというものです。

子供たちは担当者から説明を受け、コンピューター上で壁や扉、窓、壁紙、机、ベッドなど、思い思いに工夫を凝らして部屋をデザインしました。

子供たちからは「自分で設計した部屋が3Dで見ることができて楽しかった」とたいへん好評で、お母さんの1人は「娘が目をキラキラさせて取り組んでいる姿を見られて良かった。将来の夢をふくらませているようでした」と話してくれました。

大成建設の担当者は「これを機に子供たちに建築について興味を持ってもらえたらうれしい」と思いを話しました。

子供が大人に指導する場面も!?「マリンスポーツ体験」

マリンスポーツ体験ではカヌー、SUP、ボート遊覧の3班に分かれてローテーションで実施しました。カヌー・SUP体験ではパドルの使い方のレクチャーを受けた後、早速出艇。親子でカヌーに乗ったり、子供同士で仲良くSUPに挑戦しながら楽しみました。うまく漕ぐコツをつかんだ子供が要領を得ない大人に教える場面も見られ、終始和やかな雰囲気でチャレンジしていました。

ボート遊覧では、ハーバーから15分程沖に出て、羽田空港を発着する飛行機を間近に見ながら、ゲートブリッジや葛西臨海公園、東京ディズニーランドなど東京湾の景色を海上から楽しみました。

参加者のお父さんは「息子と一緒にマリンスポーツを体験できる機会はまずない。休暇を取った甲斐があった」と話してくれました。

 

今年度は各地の海洋センター・クラブの協力を得て、夏休みを中心に40ヵ所で体験格差解消事業を実施します。今後も全国の海洋センター・クラブと連携し、未来を担う子供たちが分け隔てなく、自然体験できる機会を提供していきます。

 

参加した子供たちからお礼の寄せ書きをいただきました

B&G財団メールマガジン

B&G財団の最新情報をメールマガジンにてお送りいたします。ご希望の方は、登録ボタンよりご登録ください。