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2017年度実施事業:寄付金を活用し児童養護施設の子供たちへ水辺の自然体験活動を提供 B&G財団
事業名 | 児童養護施設の子供たちへの水辺の自然体験提供事業 |
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活動期間 | 2017年8月初旬~9月中旬 |
実施場所 | 新潟県・石川県・岐阜県・兵庫県・岡山県・鳥取県・徳島県 |
参加者数 | 児童養護施設14カ所の子供たち等180人 |
実施内容 | マリンスポーツ体験(各実施場所により異なります) ・カヌー体験 ・SUP(スタンドアップパドルボード)体験 ・ローボード体験 ・水辺の安全教室 ・バナナボート ・モーターボート遊覧 他 |
寄付使用金額 | 110,175円 |
豊かな人間性、自ら学び、自ら考える力などの生きる力を醸成する教育的効果のある自然体験活動。特に水辺の活動は、刻々と変化する自然現象をダイレクトに体感するなど五感を強く刺激することにより、知的好奇心を高め多くの気づきを子供たちに与えます。しかしながら、当財団の調査では、児童養護施設の子供たちの6割が、海や川で遊んだ経験がないと回答しており、「体験格差」が生じています。
そこで、2017年度は児童養護施設の受入れが可能な57カ所のB&G海洋センター所在道府県の児童養護施設373カ所に、海洋センターの利用情報などを案内するとともに、一般寄付金を活用して児童養護施設の子供たちへ水辺の自然体験活動を楽しむ機会を提供。全国7県8カ所の海洋センターで、14カ所の児童養護施設の子供たちと関係者180人がカヌーやSUPなどのマリンスポーツを体験しました。
●子供たちの声
8月17日カヌー体験をさせていただきありがとうございました。
最初は倒れそうで怖かったけど、ハラハラドキドキして楽しかったです。海で泳いだこともいい思い出になりました。また来年も行きたいです。
●児童養護施設スタッフの声
この度は、「B&G海洋センターを活用した児童養護施設の子供たちへの水辺の自然体験」を実施していただき、誠にありがとうございました。阿南市B&G海洋センターにて、カヌー体験、ボート体験、ライフジャケット体験など、多くの体験をさせていただきました。
子どもの中には、そういった体験は初めてという子もおり、最初は不安がっていましたが、スタッフの方々が丁寧に教えてくださったおかげで、徐々に不安もなくなり、笑顔も多く見られるようになりました。帰りの車内では、みんなが「楽しかった!」と言い、表情良く、体験したことを話していました。
児童養護施設の子ども達にとって、今回のような体験は多いとは言えません。施設というとどうしても、閉鎖的で暗いイメージがついてまわります。
しかし、実際、子ども達は、様々な問題を抱えながらも、元気で明るい子がほとんどです。そういった現状を、施設外の方々に知っていただくには、とてもいい機会となりました。また、今のような体験は子ども達にとって、とても楽しい思い出になったと思います。
子ども達と普段、生活をともにする職員にとっても、子ども達のいきいきとした表情を見ることができて、とても嬉しく感じました。
職員一同、深く感謝致します。また、機会があれば、よろしくお願い致します。
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