体験格差解消事業 大成建設(株)協賛「若洲マリンスポーツ体験会」

体験格差解消事業 大成建設(株)協賛「若洲マリンスポーツ体験会」

大成建設

2020年8月12日(水)、体験格差解消事業の一環として、都内2ヵ所の児童養護施設の子供と職員を対象としたマリンスポーツ体験会を若洲ヨット訓練所で開催し、34人が参加しました。

この体験会は本事業の趣旨にご賛同いただいた大成建設株式会社の寄付金により実施しました。

 

運動不足やストレスをふっ飛ばせ!「マリンスポーツ体験」

参加者は新型コロナ感染症予防対策を講じた貸切バスと施設の専用車で現地に集合。受付を済ませて準備運動を行い、早速プログラムがスタートしました。

カヌー、SUP、ボート遊覧の3班に分かれてローテーションで各プログラムを体験。カヌー体験ではパドルの使い方にも徐々に慣れて、「右、左、右、左」とバディで声を掛け合いながら沖へ漕ぎ出します。

SUP体験では最初は座ったり、立てひざの姿勢で漕いだ後、バランスがとれるようになったら立って漕ぎ出します。子供も先生も何度となく海に落ちながらも果敢にチャレンジしていました。

ボート遊覧では潮風をいっぱいに浴びながら、ゲートブリッジや葛西臨海公園、東京ディズニーリゾートなど東京湾の景色を海上から楽しみました。

 

最後は桟橋からの飛び込みにもチャレンジして、思いきり海を満喫しました。「全部初めての体験で面白かった」「先生よりSUPがうまく乗れた」「あと10回くらい飛び込みたい」と子供たちは口々に感想を話してくれました。

先生からは「コロナウイルスの影響で夏休みの行事がすべて中止となる中で、子供たちに貴重な経験をさせることができた」「自粛生活が続く中で元気が有り余っている子供も多かったが、今日は思いきり体を動かしてストレスを発散できた」「子供と一緒に私たちも気分転換できた」などの意見を多くもらいました。

帰りのバスを見送る際、子供たちは大きく手を振りながら、晴れやかな表情で帰路につきました。

今後も全国の海洋センター・クラブと連携し、未来を担う子供たちが分け隔てなく、自然体験できる機会を提供していきます。

 

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