2022.10.12 UP 体験格差解消事業 徳島県内2校の特別支援学校の生徒が、安全教室とSUPを体験する「水辺の体験会」を開催(徳島県徳島市)

日本財団助成事業

プール全体の様子

B&G財団は、障がいなどにより自然体験活動への参加が困難な子どもたちの「体験格差解消」を目指しています。
 9月21日と22日の両日、徳島市B&G海洋センタープールで、徳島県内2校の特別支援学校の生徒を対象とした「水辺の体験会」を実施しました。21日には、海洋センターから車で15分程の距離にある徳島県立みなと高等学園(小松島市)の1・2年生11人と先生5人が、水辺の安全教室とSUPを体験しました。生徒たちは「水辺の安全紙芝居」で学んだ後、ライフジャケットを着用しプールに入水しました。同校にはプール施設がなくコロナ禍によりプール活動も休止していたため、校友との初めてのプール活動になりました。

初めてライフジャケットを着た生徒も多く、その浮力に驚きながら色々な姿勢で浮くことを試したり、エレメンタリーバックストロークで泳いだりして、ライフジャケットの有効性を実感しました。さらにライフジャケット無しでの「浮いて待て」にも挑戦。上手に浮ける生徒もいました。続いて生徒たちは、1人ずつSUPに挑戦しました。短時間で立ち漕ぎまでできるようになった生徒も現れ、最後は先生も参加して3艇でSUPリレー競走を行いました。

  • プールで浮いて待つ練習

  • SUPに挑戦する女の子

ライフジャケットの浮力を体験

翌22日は、海洋センターから車で30分程の距離にある徳島県立板野支援学校(板野町)の中学部2年生8人と先生4人が、水辺の安全教室とBIG SUPを体験しました。同校にはプール施設があるのですがコロナ禍で3年間プール授業を中止していたため、先生も生徒たちの泳力や水に対する反応を見るのは初めてでした。しかし、昨日の指導経験を活かし、海洋センタースタッフの指導には余裕が生まれ、昨日より一段高い目配り・気配りを心がけました。

生徒たちは「水辺の安全紙芝居」で学んだ後、ライフジャケットを着用しプールに入水しました。昨日の高等部の生徒と比べると、プール活動の経験が少なく水中で体に力が入ってしまう生徒も見受けられました。それでも、ライフジャケットの浮力を体験し、緊張がほぐれてくると徐々に安心してプログラムに取組んでくれました。
 続いてのBIG SUPは、2チームに分かれて実施しました。座り漕ぎから練習し、徐々に立ち漕ぎに挑戦しました。不安定なSUPで立ち上がるのに苦労していましたが、立ち漕ぎに挑戦する生徒に「がんばれ!あと少し」、「立てた!」など、プールに生徒や先生からの声援が響きました。

  • 丁寧に指導をしてくれる先生

  • SUPに立ち乗りで挑戦

生徒たちは、「久しぶりのプールだったので楽しかった」、「BIG SUPの立ち漕ぎができて嬉しかった。他の学校にも体験して欲しい」、「ライフジャケットで浮けるので安心した」、「SUPをだんだん漕げるようになり面白かった」などと話してくれました。

今回の体験会の実施を通して、生徒ひとり一人の特性を理解する先生の指導協力が、海洋センタースタッフと生徒の両方に大きな力を発揮することをあらためて実感しました。

活動実績

障がい児を対象とした水辺の自然体験活動

児童養護施設の子供たちを対象とした体験活動

ひとり親家庭の子どもたちを対象とした水辺の自然体験活動

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