体験格差解消事業
大成建設協賛
「夏休みマリンスポーツ体験会」を開催
8月25日、体験格差解消事業の一環として千葉県鋸南町の鱚ヶ浦海水浴場で、「マリンスポーツ体験会」を実施し、都内の放課後等デイサービスに通う障がい児と鋸南町の障がい児支援サークルに通所する障がい児24人ほか、介助者や家族など、合計46人が参加し、SUPやBIGSUP、海水浴などを楽しみました。
この体験学習会は「障がいのある子どもたちに海を思いきり楽しんでもらうこと」を目的として、本事業の趣旨にご賛同いただいた、大成建設株式会社の寄付金により実施しました。
鋸南町の青い海であちらこちらから楽しそうな笑い声と笑顔が
大型バスで都内からやってきた子供たちは、鋸南町のきれいな海を目の前にテンションもあがります。
準備体操やバディなどを済ませた子供たちは、すぐにでも海に向かって走り出したいところですが、水慣れも含め初めにライフジャケットの浮力を体験してもらいます。これを体験することによって、海でも安心して遊ぶことができます。
続けてSUPにも挑戦、介助者や家族の方と一緒にこぎ出します。
また、BIGSUPは、友達と一緒に力を合わせて漕いでみました。みんなでタイミングを合わせるのが難しいですが、少しづつ慣れてきました。そして最後は、バランスを保ちながら徐々に立ち上がるものの…バランスを崩し海に落下。「うわー」「キャー」と言いながらみんな楽しそうです。
車いすを降りて、はじめて海へ
普段は車いすに乗っている子供も、今日は車いすを降りて、介助者の方と一緒に初めて海水浴を楽しみました。
体験会終了後、子供たちは「ライフジャケットが浮かぶから、移動できておもしろかった」「SUPからのジャンプが楽しかった!」と笑顔で話してくれました。
介助者の方からは「普段とは違う表情をみることができた」といった意見や、家族の方からは「自分たちでは経験できない海(安全を守ることが難しい)を友達と一緒に楽しめたことがとても貴重です」といった感想をいただきました。
今後も未来を担う子どもたちが分け隔てなく、自然体験できる機会を提供していきます。
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