地域の課題解決 先進事例の収集と発信
地域課題への取組み事例
2022.03.28 UP
2022.03.28 UP
北海道砂川市が健康寿命の延伸に向け、地域おこし協力隊制度を活用して取り組む、いきいき元気推進事業を紹介します。
砂川市では総合体育館内に新しく整備されたトレーニングルームの開設に合わせて、地域おこし協力隊2名をトレーナーとして任用し、一人ひとりの体の調子に合わせて運動指導を行うことで、市民の運動機会の増進と健康寿命の延伸に取り組んでいます。
利用者とカウンセリングを行い、その日の体調や状態に合わせたオリジナルのメニューを作成し、各種トレーニング機器の使い方から最適な負荷や回数などを個別に指導しています。
利用者からは「気軽に様々な運動できてうれしい」「トレーナーがいるから機器の使い方とその効果よくわかる」「トレーナーが気さくに話しかけてくれるので利用しやすい」といった声が多く寄せられています。
砂川市教育委員会 山越 博輝 さん
利用者は開設当初をピークとして、徐々に減少して一定数で落ち着くと想定していましたが、半年経った今でも利用者は想定以上に多い状況です。トレーナーとのカウンセリングが、いろいろな話ができる“コミュニケーションの場”になっていることも人気の理由だと思います。利用者も多く、他施設での実技指導まで手が回らないため、地域おこし協力隊の増員を行う予定です。
「地域課題への取組み事例」では、さまざまな社会課題の解決に向けた自治体の取組を随時発信していきます。