2025.02.27 UP 新規海洋クラブ紹介 SLで有名な大井川鉄道が走る接岨湖でカヌーを楽しむ B&G川根カヌースプリント海洋クラブ(静岡県川根本町)
2024年度新たに登録された9ヵ所の海洋クラブの中から、「B&G川根カヌースプリント海洋クラブ」を紹介する。
接岨湖でカヌーを楽しむ海洋クラブ員
B&G川根カヌースプリント海洋クラブは、SLで有名な大井川鉄道が走る、東京ドーム約50個分の面積を誇る雄大な「接岨湖」をフィールドに活動する。 カヌー全国大会の常連校でもある静岡県立川根高等学校のカヌー部員やOBなどを中心とした「川根地区カヌー競技振興会」が運営母体となっている。
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川根本町では恵まれた水辺環境を活かし、町全体でカヌーやSUPなどのマリンスポーツに力を注いできた。町内の小学生は学校行事として全員がカヌーを体験する。さらに上を目指す子どもは、ジュニアチームや川根高等学校カヌー部といった選択肢があるが、マリンスポーツを気軽に楽しみたいと思っている、子どもたちのための受け皿がなかった。
そこで、川根高等学校カヌー部員や教員、地域の愛好者が中心となって、地域の子どもたちが気軽にカヌーを楽しめる環境を整えたいとの思いから、海洋クラブを立ち上げた。今後は、B&G海洋センターが実施する各種体験会への協力をはじめ、地域と連携しながら様々な事業を展開していく。
カヌー体験会の様子
部活動の地域移行が進む中で、学校と地域が融合した新たなタイプの海洋クラブとして注目してほしい。
クラブスタッフコメント 豊島 宏 氏
「カヌーの町」川根本町では、町内の小学生は学校行事として必ずカヌーを体験します。また、全国大会の常連である川根高校カヌー部やトップ選手を目指すジュニアチームもあります。しかし、地域の子どもたちが継続的にカヌーを楽しめる場がありませんでした。そこで、海洋クラブを発足しカヌーやSUPを楽しむ人を増やし、地域の活性化に貢献していきます。
B&G 川根カヌースプリント海洋クラブ 詳細
活動内容 |
カヌー、SUP、水辺の安全学習、クリーン活動等 |
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活動場所 | 接岨湖 |
所在地 | 〒428-0301 静岡県川根本町徳山1644ー1 |
県内クラブ情報 | 静岡県内12ヵ所(2025年2月時点) |
全国各地に海洋クラブ291ヵ所、サポーター25ヵ所(2025年3月現在)が登録。子どもから高齢者までの幅広い世代が、カヌーやSUP、ヨットなどマリンスポーツのほか、環境保全活動や水辺の安全学習など、各地でさまざまな活動を実施している。
海洋クラブの活動実績
2025年度
2024年度
2023年度
2022年度
2021年度
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