2023.02.17 UP 新規海洋クラブ紹介 「Next One.~次の作品が常に1番~」の思いで活動する B&G Next One.つくば海洋クラブ(茨城県つくば市)

日本財団助成事業

今年度、新たにクラブ登録された「B&G Next One.つくば海洋クラブ」(茨城県つくば市)をご紹介します。
 本クラブは、つくば市を流れ土浦市で霞ヶ浦に注ぐ「桜川」を拠点に活動するNPO法人「Next One.」(総合型地域スポーツクラブ)を母体としています。
 代表の井上真理子氏は、筑波大学大学院の院生時代、「子どもの体力向上」について研究しました。井上さんは、その研究成果を実社会に還元する場を作り、子供たちに自然体験をさせたい!という思いから2012年に同法人を設立しました。同法人は、放課後の体育教室やアウトドア事業を柱とし、茨城県内や沖縄県・三宅島でのマリンスポーツキャンプなども実施しています。

桜川でのお花見カヌー

桜川でのお花見カヌー

また今年度から、地元の桜川漁業協同組合との連携を始め、近年桜川で問題となっている外来種アメリカナマズによる漁業や生態系への被害などについて漁協組合長を講師として学ぶ「桜川の環境学習」にも力を入れています。

  • 霞ヶ浦でのクルーザーヨット乗船

    霞ヶ浦でのクルーザーヨット乗船

  • 西伊豆でのスノーケリング

    西伊豆でのスノーケリング

代表者コメント 井上 真理子 さん

私たちNext One.は、「Next One.~次の作品が常に1番~」という決意を胸に、スポーツを通じて、笑顔あふれる未来をつくることを目的として活動しています。
 Next One.つくば海洋クラブでは、水上アクティビティなどの野外体験活動を通して、リモートではなく、自然の中で“ホンモノ”を体験すること、自然の中で学び、仲間と協力してスポーツを楽しむことで、子どもたちの「生きる力」を育むこと、そしてみんなの憩いの場「交流の場」としても活動できるよう努めてまいります。
 「Next One.~次の作品が常に1番~」の思いで活動する本クラブは、B&G海洋クラブ登録を機に既存事業の拡大に留まらず、筑波大学の学生を対象とした水上アクティビティ事業や、つくば市近郊の特別支援学校の児童を対象としたパラカヌー事業など、様々な事業を実施していく計画です。
 若い指導者が集まり、地域と連携する本クラブの今後の活動が楽しみです。

集合写真

B&G海洋クラブは全国274ヵ所、子どもから高齢者まで約7,000人の海洋クラブ員が、カヌーやSUP、ヨットなどマリンスポーツのほか、環境保全活動や水辺の安全学習など、各地でさまざまな活動を実施しています。

海洋クラブの活動実績

2023年度

2022年度

2021年度

B&G財団メールマガジン

B&G財団の最新情報をメールマガジンにてお送りいたします。ご希望の方は、登録ボタンよりご登録ください。