2023.03.07 UP 新規海洋クラブ紹介 世界を目指したカヌー選手が「第75回国民体育大会かごしま国体」を契機に設立 B&Gあもりがわ海洋クラブ(鹿児島県霧島市)
今年度、新たにクラブ登録された「あもりがわ海洋クラブ」(鹿児島県霧島市)をご紹介します。
本クラブは、天孫降臨伝説に由来する天降川(あもりがわ)に2022年夏完成した「ふるさとの川天降川 河川公園
敬愛館(艇庫)」を主な活動水面として、カヌー・SUPなどパドルスポーツの普及と選手育成、安全教育を行います。
クラブの母体となる「カヌーサポートサービス Jack Tar(ジャック
ター)」は、カヌースプリント競技のトップアスリートとして活躍した枦木翔さんが鹿児島県伊佐市に開業したカヌーショップで、カヌー競技艇の開発・カヌー販売修理など行っています。そして2020年「第75回国民体育大会
燃ゆる感動かごしま国体」の開催決定(※コロナ禍により2023年に延期)を契機に、“カヌー競技の周知”を目的として“一般を対象としたカヌーやSUPの体験会”を始めました。
その活動は拡大し、今では、カヌー・SUP・ドラゴンボートなどパドルスポーツを中心に毎週末
体験会や大会の開催・大会参加など様々な活動を行い、水上活動がオフとなる冬季も陸上トレーニングを実施し競技力の向上も目指しています。
代表者コメント 枦木 翔(はしき かける)さん
B&Gあもりがわ海洋クラブは、ドラゴンボート・カヌー・SUPなどのパドルスポーツを日常に取り入れることができるよう、親子連れが集まる天降川河川公園を活用し活動しています。
「体験コース」では、天降川にパドルスポーツを定着させ、ふるさとの川を体感する機会を作ることができるように、定期的に水辺の活動を実施しています。
「選手コース」では、体験コースの参加者が継続的に活動できる環境を提供し、シーカヤック大会や県民体育大会・全国大会へ挑戦し、目標を達成できるように取り組んでいます。
海洋クラブ登録を機に、本クラブは既存事業の拡大だけでなく、霧島市教育員会と連携したパドルスポーツ、子どもたちへの水辺の安全教育、障がい者との交流事業、清掃活動など新しい事業を行う計画です。
普及と競技の両面で、パドルスポーツ全般に取り組む本クラブの今後の活動が楽しみです。
B&G海洋クラブは全国274ヵ所、子どもから高齢者まで約7,000人の海洋クラブ員が、カヌーやSUP、ヨットなどマリンスポーツのほか、環境保全活動や水辺の安全学習など、各地でさまざまな活動を実施しています。
海洋クラブの活動実績
2023年度
2022年度
2021年度
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