2023.02.28 UP 新規海洋クラブ紹介 「スポーツ」をキーワードに地域と連携して11年間活動を続ける B&G志摩マリンセーフティ海洋クラブ(三重県志摩市)

日本財団助成事業

今年度、新たにクラブ登録された「志摩マリンセーフティ海洋クラブ」(三重県志摩市)をご紹介します。
 本クラブは、伊勢志摩国立公園に指定され大小の島々が点在し自然豊かな英虞湾に面した大矢浜海水浴場を主な活動水面として、NPO法人伊勢志摩ライフセービングクラブと連携を取りながら、マリンスポーツ・アクティビティの充実と、安心安全に遊べる海水浴場の運営を行います。

同クラブの母体となる「一般社団法人志摩スポーツコミッション」は、2013年6月の設立以来、三重県や志摩市と連携を図り、「スポーツ」をキーワードにスポーツツーリズムや地域住民の健康増進、スポーツ振興に寄与する事業を実施してきました。志摩市の自然環境を活用したトライアスロンやビーチサッカーなど様々なイベントも開催し、年間1万人以上の参加者を集めています。
 一方、市内のほとんどの海水浴場にライフセーバーが配備できていない状況があり、子どもたちが安心・安全に海を楽しめる環境づくりが課題となっていました。

大会事務局を務める伊勢志摩・里海トライアスロン大会の様子

代表者コメント 柴原 行正 さん

当クラブは一般社団法人志摩スポーツコミッションとNPO法人伊勢志摩ライフセービングクラブが連携を取りながら、志摩市浜島町 大矢浜海水浴場を拠点に地元の子どもたちが、海を身近に感じてもらえるように、シーカヤック体験などのマリンアクティビティを通じ、活動を行なっています。また志摩市消防本部や鳥羽海上保安部と共に、イベントを開催し、楽しみながら学べる機会を提供しています。
 海洋クラブ登録を機に、本クラブは、大矢浜海水浴場を拠点にライフセーバーの充実、配備器材を活用しライフジャケットの正しい着用や、ウォーターセーフティ活動、水辺の安全の啓発活動に取り組み、地域住民が安心安全に海を楽しめる環境づくりを行う計画です。
 地域と連携した11年の活動実績を基盤として、安心安全な海の活用に取り組む本クラブの今後の活動が楽しみです。

柴原 行正 さん

柴原 行正 さん

B&G海洋クラブは全国274ヵ所、子どもから高齢者まで約7,000人の海洋クラブ員が、カヌーやSUP、ヨットなどマリンスポーツのほか、環境保全活動や水辺の安全学習など、各地でさまざまな活動を実施しています。

海洋クラブの活動実績

2023年度

2022年度

2021年度

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