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「地域で学び育つ」教育を実践 井上堰水 いのうえ えんすい
京都府南丹市マンガ家:監修 田中智子、マンガ 松本勇気井上堰水(いのうえ えんすい)は、幕末天保13年(1842年)丹波国船枝村(現京都府南丹市)に生まれ、元治元年(1864年)私塾発蒙館を開き、明治5年(1872)に新修校(旧新庄小学校)の初代校長となり、その後、船井郡立園部高等小学校・船井郡立高等女学校(現園部高等学校)の初代校長を歴任しました。学校田や学校林での授業など独自の「地域で学び育つ」教育方法を取り入れ、地域の人材育成に尽くしました。
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大河津分水建設で、水害防止・米作発展 田沢実入 たざわ みのり
新潟県新潟市マンガ家:構成 原義雅、監修 浮須修栄・樋口勲、マンガ シカクメガネ田沢実入(たざわ みのり)は、江戸時代後期嘉永5年(1852年)越後国古川村(現新潟県新潟市)に生まれ、早くから江戸幕府に大河津分水建設の請願を繰り返した父与一郎と親子2代にわたり、大河津分水建設に尽力しました。実入は父以上の熱意で取組み、大正11年(1922年)70歳の時「東洋一の大工事」と言われた大河津分水が完成し、信濃川下流域の水害は激減し、新潟平野は日本有数の豊かな米どころになりました。
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息子2人を財界人に育てた賢婦 片岡信子 かたおか のぶこ
高知県津野町マンガ家:原作 吉村領、マンガ 正木秀尚片岡信子(かたおか のぶこ)は、幕末天保2年(1831年)土佐国佐川郷(現高知県高岡郡佐川町)に生まれ、嘉永6年(1853年)土佐国半山郷(現高知県高岡郡津野町)の郷士片岡孫五郎と結婚、志士として奔走する夫を助け、慶応3年(1867年)大政奉還を目前に夫が病死した後も、貧しい中で直輝(大阪ガス初代社長、南海電鉄社長、阪神電鉄社長)、直温(日本生命社長、大蔵大臣)兄弟を育てた賢婦として知られます。
※このマンガは著作権制限により公開できないため、本文が読みたい方は津野町教育委員会までお問い合わせください。 -
地球半周の航海で800人を救った 茅原基治 かやはら もとじ
岡山県笠岡市マンガ家:南一平茅原基治(かやはら もとじ)は、明治18年(1885年)岡山県小田郡甲弩村(現笠岡市)生まれ。大正9年(1920年)アメリカ赤十字社の依頼により勝田汽船から陽明丸の船長に任命され、ロシア革命の内戦で帰郷できなくなったロシアの子ども約800人を救出。ウラジオストク→室蘭→サンフランシスコ→パナマ運河→ニューヨーク→フランス→フィンランドと3ヵ月間地球半周の航海の末、家族のもとへ送り届けました。
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孤高の登山家 加藤文太郎 かとう ぶんたろう
兵庫県新温泉町マンガ家:中澤大作加藤文太郎(かとう ぶんたろう)は、明治38年(1905年)兵庫県美方郡浜坂町(現新温泉町)に生まれ、神戸市の三菱内燃機製作所に入社。仕事をしながら学校に通い、1932年技術者の最高位“技師”に昇進しました。入社当時から神戸の外国人の影響で流行し始めた登山に熱中し、パーティー登山が常識の時代、単独行で次々と登攀記録を立て「単独行の文太郎」と呼ばれ、新田次郎の小説「孤高の人」のモデルとなりました。
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アイヌ叙事詩を文字で後世に伝えた 知里幸恵 ちり ゆきえ
北海道東川町マンガ家:原作 菅原浩志、作画 なかはらかぜ知里幸恵(ちり ゆきえ)は、明治36年(1903年)北海道ヌプルペッ(登別川)沿い(現登別市)に生まれ、言語学者金田一京助から「民族の歴史であると同時に文学でもあり、また宝典でもあり、聖書でもあった叙事詩 ユカㇻの価値」を聴き、同化政策で失われていく「ユカㇻ」を後世に伝えるため、文字のないアイヌ語をローマ字で表記し日本語訳を付した「アイヌ神謡集」を著し、大正12年(1923年)に刊行されました。
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南洋パラオと東北を繋ぐ開拓記 高橋進太郎、村山格一郎 たかはし しんたろう、むらやま かくいちろう
宮城県蔵王町マンガ家:原作 松浦まどか、作画 朝戸ころも宮城県蔵王町の北原尾(きたはらお)地区は、太平洋戦争後の1946年パラオからの引き揚げ者の入植地として開拓が始まりました。元南洋庁拓殖部長高橋進太郎さん、同部村山格一郎さん達の尽力と、32戸の入植者が努力した結果、酪農で成功しました。2001年パラオ共和国トミー・レメンゲサウ大統領の蔵王町訪問を機に、子どもたち相互の訪問事業、東京オリンピックパラオ選手団ホストタウンなどの国際交流が続いています。
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