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講道館四天王と呼ばれた柔道王 徳三宝 とく さんぽう
鹿児島県天城町マンガ家:マンガ作画 ダムダム、制作統括 四元重美徳三宝(とく さんぽう)は、明治20年(1887年)鹿児島県大島郡天城町に生まれ、明治39年(1906年)講道館に入門、恵まれた体格と猛稽古で、大正時代「講道館四天王」と称されました。早稲田大学、日本大学、拓殖大学などの柔道部師範、自設の研道館師範として弟子の教育にも努めました。昭和20年(1945年)3月10日東京大空襲の猛火の中、罹災者救助に奔走しましたが死去、講道館柔道九段に昇段しました。
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ワイン事業で成功した薩摩隼人 長沢鼎 ながさわ かなえ
鹿児島県いちき串木野市マンガ家:シナリオ制作 小谷さらさ、マンガ作画 森永智子長沢鼎(ながさわ かなえ)は、幕末嘉永5年(1852年)薩摩国鹿児島城下(現鹿児島県鹿児島市)に生まれ、慶応元年(1865年)薩摩藩の英国留学で渡航、維新で多くの留学生が帰国する中、慶応3年(1867年)渡米し宗教団体で信仰生活を送りながらワイン醸造と葡萄栽培を学び、カリフォルニア州の教団農場を任されました。1900年長沢は教団農場を買取り、カリフォルニア州十大ワイナリーの一つに育て上げました。
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阿波人形浄瑠璃の人形師 天狗久 てんぐひさ
徳島県徳島市マンガ家:原作 草壁知里、マンガ ぐんたお初代天狗久(てんぐひさ)は、幕末安政5年(1858年)阿波国名東郡中村(現徳島県徳島市国府町)に生まれ、16歳で人形師に弟子入りし、「阿波人形浄瑠璃」で使う阿波木偶の伝統的技法を受け継ぎつつ、ガラス眼の採用・頭の大型化など時代に合わせた人形作りに情熱を注いだ。生涯に制作した人形頭は千点を超え、徳島市内にある天狗久の旧工房は「天狗久資料館」として一般公開され、作業場や関連資料など展示されています。
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日本の電気の父 藤岡市助 ふじおか いちすけ
山口県岩国市マンガ家:近藤たかし藤岡市助(ふじおか いちすけ)は、幕末安政4年(1857年)周防国岩国(現山口県岩国市)に生まれ、明治14年工部大学校(現東京大学工学部)卒業後同大学助手となり、明治17年工部大学校教授就任、明治19年帝国大学工科大学助教授を辞職して電力会社東京電灯に入る。明治23年三吉正一と電球製造の白熱舎(現東芝)を創設、日本初の電車・エレベーターを設計、「日本のエジソン」、「日本の電気の父」と呼ばれる。
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良質石鹸の国産化、花王創業者 長瀬富郎 ながせ とみろう
岐阜県中津川市マンガ家:作画 深川明美長瀬富郎(ながせ とみろう)は、幕末文久3年(1863年)美濃国恵那郡福岡村(現岐阜県中津川市福岡)に生まれ、明治18年(1885年)上京して日本橋の和洋小間物商に入店し舶来品の石けん等を扱いました。長瀬は、明治20年日本橋で「長瀬商店」を創業し、舶来品に負けない高品質な石鹸製造に乗り出し、明治23年「花王石鹸」を発売、海外でも品質を認められました。長瀬商店は、花王株式会社として続いています。
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東武鉄道を再建!スゴ腕実業家 根津嘉一郎 ねづ かいちろう
山梨県山梨市マンガ家:田中正仁根津嘉一郎(ねづ かいちろう)は、幕末万延元年(1860年)甲斐国山梨郡正徳寺村(現山梨県山梨市)に生まれ、明治22年(1889年)村会議員に当選し、その後、県会議員、村長、衆議院議員(連続4期)、貴族院勅選議員となり政治家として活躍すると共に、鉄道事業と電力事業を中心に出資するだけでなく積極的に経営に参画し、東武鉄道や南海鉄道など200社もの経営や経営再建に関わり日本の産業発展に貢献しました。
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鉄道王と呼ばれた男 雨宮敬次郎 あめみや けいじろう
山梨県甲州市マンガ家:原作・脚本 江宮隆之、マンガ イセダマミコ雨宮敬次郎(あめみや けいじろう)は、江戸後期弘化3年(1846年)甲斐国山梨郡牛奥村(現山梨県甲州市)に生まれ、明治21年(1888年)甲武鉄道(現JR中央本線)への投資を皮切りに、川越鉄道(現西武国分寺線・新宿線)、北海道炭礦鉄道(現JR幌内線他)、大師電気鉄道(現京急大師線)、江ノ島電鉄、地方鉄道8社を合併した大日本軌道など、鉄道の経営・開設に関わり「明治の鉄道王」と呼ばれた実業家です。
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ふるさとを書き続けた作家 加能作次郎 かのう さくじろう
石川県志賀町マンガ家:作・脚本 中居ヒサシ、作画 藤井裕子加能作次郎(かのう さくじろう)は、明治18年(1885年)石川県西海村風戸(現志賀町西海風戸)に生まれ、苦難の少年期を経て、明治41年(1908年)早稲田大学へ入学しました。在学中、処女作『恭三の父』が雑誌『ホトトギス』に掲載され好評を得ました。卒業後、博文社『文章世界』の編集主任として翻訳や文芸時評を発表し、大正7年(1918年)小説『世の中へ』で文壇的地位を確立した自然主義文学作家です。
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あんパンの生みの親 木村安兵衛 きむら やすべえ
茨城県龍ケ崎市マンガ家:きむらひろき木村安兵衛(きむら やすべえ)は、江戸後期文化14年(1817年)常陸国田宮村(現茨城県牛久市田宮町)に生まれ、天保10年(1839年)頃下総国北相馬郡川原代村(現茨城県龍ケ崎市川原代町)の木村家の婿養子となり、安兵衛を襲名しました。安兵衛は上京して、明治2年(1869年)日本人を対象にした日本初のパン屋を創業しますが売れ行きが悪く、明治7年“日本人が喜ぶパン”として「あんパン」を作りました。
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日本美術を世界に紹介した 岡倉天心 おかくら てんしん
茨城県北茨城市マンガ家:監修・原案 小泉晋弥、作画 産本まぐろ岡倉天心(おかくら てんしん)は、幕末文久2年(1863年)横浜に生まれ、明治22年(1889年)東京美術学校(現東京藝術大学美術学部)設立、日本美術院創設、ボストン美術館中国・日本美術部長就任等、日本の美術史学研究の開拓者であり、美術評論、美術家養成に貢献しました。天心は、明治38年(1905年)茨城県大津町(現北茨城市)の五浦海岸に自身の設計による邸宅と六角堂を建築し、活動の拠点としました。
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北海道の開拓民となったお殿様 伊達邦成 だて くにしげ
宮城県亘理町マンガ家:マンガ 学校法人菅原学園 専門学校デジタルアーツ仙台、監修 亘理伊達家文書調査研究会伊達邦成(だて くにしげ)は、幕末天保12年(1841年)に生まれた仙台藩亘理伊達氏の領主で、戊辰戦争敗戦により領地を失い、明治3年(1870年)から全9回計約2,800人の家臣団を率いて北海道胆振国有珠郡(現伊達市)に入植しました。開拓地の耕作に馬を使う等農業の効率化を図り、仙台の工芸品生産技術や藍染め等の新しい産業を持ち込むなど、亘理伊達家の取り組みは、北海道開拓の優れた見本となりました。
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親子孫三代の賢人 大槻玄沢・磐渓・文彦 おおつき げんたく・ばんけい・ふみひこ
岩手県一関市マンガ家:そのだつくし大槻玄沢(おおつき げんたく)は、江戸中期宝暦7年(1757年)陸奥国磐井郡中里(現岩手県一関市)に生まれ、「蘭学階梯」、「重訂解体新書」等を記しました。
玄沢の子磐渓(ばんけい)は、江戸後期享和元年(1801年)に生まれ、奥羽越列藩同盟の結成に尽力しました。
磐渓の子文彦(ふみひこ)は、江戸後期弘化4年(1847年)に生まれ、明治19年日本初の近代的国語辞書「言海」を完成させました。- # 近世(17)
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