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  1. 岡田宗山(おかだ そうざん)

    農業用水唐桶溜を作った 岡田宗山 おかだ そうざん

    栃木県芳賀町
    マンガ家:編集 田中誠一、作画 久保田ゆうと
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    岡田宗山(おかだ そうざん)は、江戸時代前期の下野国東水沼村(現栃木県芳賀町)の名主で、水不足に苦しんでいた農民のため、鬼怒川からの導水に成功した板戸用水からの分水に長年尽力し、宝永3年(1706年)岡堀1230間(2.2キロメートル)掘抜(隧道)300間(540メートル)開削等の難工事を完成させ、鬼怒川から唐桶溜への導水が実現しました。これらの事業に宗山は多額の私財を投じ、農民達は総出で労力を提供しました。

  2. 足利島子(あしかが しまこ)

    名門足利家を後世につないだ 足利島子 あしかが しまこ

    栃木県さくら市
    マンガ家:吉原澪
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    足利島子(あしかが しまこ)は、戦国時代永禄11年(1568年)上総国(現千葉県)に生まれ、天正16年(1588年)下野国塩谷郡喜連川(現栃木県さくら市喜連川)の領主塩谷義上に嫁ぎましたが、豊臣秀吉の「宇都宮仕置」で喜連川塩谷氏は滅亡しました。
    島子が秀吉に断絶の危機にあった「古河・小弓公方」足利氏の存続を願い出た結果、武家の名門足利氏の末裔島子に喜連川が与えられ喜連川氏は長く存続しました。

  3. 下毛野古麻呂(しもつけのこまろ)

    大宝律令をまとめ国家体制を作った 下毛野古麻呂 しもつけのこまろ

    栃木県下野市
    マンガ家:マンガ 朔田浩美・治島カロ、原作 山口耕一
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    下毛野古麻呂(しもつけのこまろ)は、飛鳥時代中期(650年頃)下野国河内郡(現栃木県下野市周辺)を本拠とする豪族下毛野氏に生まれ、都に出て持統・文武・元明3代の天皇に仕え参議・兵部卿・式部卿・大将軍などを歴任しました。特に、文武天皇の命を受け忍壁親王・藤原不比等・粟田真人と共に、大宝元年(701年)大宝律令をまとめ、天皇を中心とする中央集権的な政治制度、地方管制など古代日本の仕組みを作りました。