2022.02.04 UP 次世代型艇庫 地元中学校で「海洋教育授業」を実施(時津町B&G海洋センター)

日本財団助成事業

11月4日(火)、時津町B&G海洋センター(長崎県)に近接する鳴北中学校で「海洋教育授業」を開催しました。この授業は、時津町B&G海洋センターの海洋教育拠点化に向けた取り組みの一環として行われたものです。

この日は、海洋センターに勤務する尾道さんが教壇に立ち、いま海で起きている問題について、SDGsを踏まえた環境学習として実施しました。

教壇に立つ尾道さん

授業では、漂流・漂着・海底の海ごみの現状についてスライドを使って説明。スライドに海洋センター艇庫前が埋め立てられる前と現在の写真が映し出されると、今とはまったく違う昔の様子に生徒たちは驚いていました。

授業の後半は、海で採取したペットボトルのごみを前に、「豊かな大村湾を守っていくためにこれからできることは何だろう」というテーマで、全員にできることを考えてもらいました。

授業後のアンケート結果

授業後のアンケート結果

参加した生徒の声

  • このままだと魚の量よりごみの量が多くなると聞いて、できるだけエコバックをもってビニール袋のごみを減らそうと思った。
  • 海はどのような問題があるのか、その問題を解決するためには何をしたらいいのかをじっくり調べてみたいと思った。
  • 前まではあまり海には興味もなくてどうでもいいくらいに思っていたけれど、今回の話を聞いて、自分たちが出したゴミによって汚されているとわかったので、もっと海について考えたいと思った。
  • 豊かな海を守るために、自分たちにもできることが周りにたくさんあるのだとわかった。
  • ゴミ拾いなどのボランティア活動に参加したいと思った。
  • 海の豊かさを守るために、地域活動にもっと参加してごみが少しでも無くなるようにしたい。
  • 自分たちが汚した分、自分たちで海をきれいにしなくてはいけないと思った。
  • 都会などの汚い海を見たときは、時津は自然が豊かだし別に関係ないと思っていたが、授業を受けて時津の海もすごく汚れていることを初めて知りました。これから普段の生活でごみを減らし、落ちているごみを拾いたいと思った。
  • 海を守るのは未来のためであり、自分たちのためでもあることを学んだ。いまでもポイ捨ては多いので、ポスターなどを作り、ポイ捨てを減らしたい。

 

 

「次世代型海洋センター艇庫の先進的活用と地方の魅力創生」事業では、海洋センター艇庫の多目的な利用を促進し、幅広い世代や団体を巻き込んだ多様な艇庫活動を推進することで、地域活性化を図る取り組みを推進しています。

 

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