活動記録 B&Gリバーサイドフェスティバル in 加美開催

B&Gリバーサイドフェスティバル in 加美開催

日本財団助成事業

2019年9月14日(土)、宮城県加美町中新田B&G海洋センターでB&G財団と加美町の共同主催による『B&Gリバーサイドフェスティバル in 加美』を開催しました。

この事業は、東京オリンピック・パラリンピックリ開催の機運を高め、「お笑いとスポーツのチカラで地域活性化」を目的とし、チリ共和国パラリンピック(パラカヌー種目)のホストタウンで事前合宿地にもなっている加美町の海洋センター及び周辺環境を利用して、水上でも陸上でも楽しめるスポーツを提供し、障害者と健常者の相互交流を図るものです。

当日は町内外から約1,000人の方にご参加いただき、カヌー、SUPなどのマリンスポーツや、ボッチャ、ストライダー、消防放水体験、はしご車体験など様々なアクティビティを楽しみました。

  • 親子でカヌー体験

  • 子どもに大人気のストライダー体験

  • 白熱したボッチャ対決!!

  • 水圧に負けないように必死

  • 高―い!!という子供たちの声が加美町中に響き渡りました

岩崎恭子さん(バルセロナオリンピック競泳金メダリスト)と猪股町長にあれこれ聞いちゃいました!

本事業のメインイベントとして、宮城県住みます芸人バクコメさんの進行で、バルセロナ五輪競泳金メダリストの岩崎恭子さんと加美町 猪股洋文町長のトークショーが行われました。

ショーの中で岩崎さんは「現役時代に行っていた緊張しないためのルーティン」として、手のひらに「人」という字を書いて飲み込んでいたというお話や、バルセロナオリンピックでのエピソードについて語ってくださいました。また、同オリンピックで獲得した金メダルを披露していただく一幕も!

猪股町長には東日本大震災時にチリ共和国から支援を受け、その恩返しをしたいということで、宮城県を代表し、加美町がチリ共和国パラリンピックホストタウンになったという経緯や、現在の取り組みについてお話いただきました。

最後にお二人から東京オリンピック・パラリンピックに期待することを尋ねると、岩崎さんは「前回の東京大会とは大きく意味合いが変ってくる大会。最新のテクノロジーをPRするだけでなく、人と人の繋がりや、おもてなしの心をもってみんなでオリンピックを盛り上げること、そして実際に見て体験することが大切。」

猪股町長は「今大会は復興五輪。皆さんのおかげで宮城が確実に復興していることを伝えたい。是非皆さんの目で確かめに来ていただきたい。」

とそれぞれの思いを語っていただきました。

  • トークセッション。岩崎さんと町長に、ねほりはほり聞いちゃいました!

  • バルセロナオリンピックで獲得された金メダルを披露していただきました!

  • お笑い芸人顔負けの軽快なトークで場を盛り上げる猪股町長

  •  

パラカヌー選手のすごさを実感!「パラカヌーに挑戦」コーナー!

パラカヌー強化育成指定選手の我妻進之選手ご指導のもと、「パラカヌーに挑戦!」と題し、バクコメ、岩崎さん、猪股町長に特設プールにて競技用のパラカヌーに乗っていただきました。

我妻選手は、娘さんがスプリントカヌー競技をやっており、娘さんの勧めでパラカヌーを始めたとのことで、現在も鳴瀬川で、来たる東京パラリンピックに向け日々練習に励んでいます。我妻選手に競技用のパラカヌーの特徴や、乗るときのコツを解説していただきました。

  •  

実際にパラカヌーに乗った3名からは「バランスをとるのがすごく難しかった」「パラカヌー選手のすごさが分かった」などの感想をいただきました。

 

加美町中新田B&G海洋センターは自然体験活動の拠点へ!

現在、加美町中新田B&G海洋センターは、B&G財団から艇庫特別施設整備の工事費助成を受け、障害者のカヌー体験やカヌーの普及を目指した施設に生まれ変わろうとしています。

今回の事業を皮切りに、障害のある方もない方も、老若男女問わず誰もが集え、カヌーなどのマリンスポーツや自然体験活動ができる拠点への第一歩を踏み出しました。

障害者自立支援施設によるポップコーン、パン販売などの売店も出店

障害の有無も年齢も性別も関係なく誰もが集える場所へ!!

 

関連ページ

千葉県香取市
長崎県時津町
徳島県阿南市
宮城県加美町
鹿児島県天城町
次世代型海洋センター艇庫