2022.02.01 UP 次世代型艇庫 「大村湾の環境学習・水辺の生物観察会」を実施(時津町B&G海洋センター)
2021年12月18日(土)、長崎県時津町B&G海洋センターで、現役の漁師で水中写真家、ダイビングサービス海だより代表の中村拓朗さんによる「大村湾の環境学習、水辺の生物観察会」を開催。
地元の小学生約20人が参加しました。
このイベントは、海洋センターを海洋教育の拠点にするための土台作りとして、子どもたちを対象に、地元の海や生物を学び、海洋環境や生物多様性について理解を深めるとともに、郷土愛を育むことを目的として実施しています。
当初、8月にシュノーケルでの水中観察を予定していましたが、コロナの影響で延期となり、今回は水中ドローンを使って、大村湾の生物観察を行いました。普段見ることのできない海底の様子を見ることができ、子どもたちは大興奮でした。
タッチプールでは、魚の触り方について説明を受けた後、漁協から提供いただいたヒラメやウニ、ヒトデなどに触れ、触り心地を肌で感じるとともに、それぞれの生態や特徴を学びました。
観察会終了後、参加者からは「海の生き物や海の環境を知ることができて楽しかった」「水中ドローンでたくさんの生物が見ることができて、大村湾はすごいと思った」「大村湾は植物プランクトンが多いから外海より緑色をしているけど、水中はとてもきれいだと思った」などの声が聞かれたほか、アンケートでは参加者全員が「今までよりも海が好きになった」と回答しました。
「次世代型海洋センター艇庫の先進的活用と地方の魅力創生」事業では、海洋センター艇庫の多目的な利用を促進し、幅広い世代や団体を巻き込んだ多様な艇庫活動を推進することで、地域活性化を図る取り組みを推進しています。
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