事例0
知る人ぞ知る!エメラルドブルーの海

事例0:知る人ぞ知る!エメラルドブルーの海

日本財団助成事業

「爽やかな青空」と「やさしいブルーな海」
初夏を連想させるこの美しい写真、さてどこでとられた写真だと思いますか?

  • ブルーな海

  • ブルーな海

参照:天城町B&G海洋センターFacebook

上記2枚の写真は、徳之島天城町にある与名間ビーチで撮影された写真です。徳之島は、鹿児島県に属する奄美群島のひとつ。場所は鹿児島空港から飛行機で約1時間の距離にあります。
沖縄の海にも負けないほど透明度が高く、そして、手付かずの豊かな自然が残る大変魅力ある島です。

島民からプロスポーツ選手までが利用する海洋センター

ここ天城町にも、体育館、プール、そして、艇庫の3施設を有する天城町B&G海洋センターがあります。
日頃から町民の健康づくりやスポーツ振興の拠点として活用されているだけでなく、夏には30年以上の歴史がある「トライアスロンIN徳之島大会」が開催されており、冬には野球・マラソンを中心とするプロ選手や実業団チームのスポーツ合宿にも活用されています。

艇庫施設は、2017年度にリニューアル工事を行いました。トイレやシャワー設備はもちろんのこと、2つのミーティングルームを増設しただけなく、小さなカフェスペースも設けています。

リニューアルオープンより、更に多くの島民へマリンスポーツを提供してきた艇庫。しかし、新型コロナウイルス感染拡大により休館と短縮開館を余儀なくされましたが、今年の夏は久しぶりに通常通りの営業を予定しています。

艇庫施設

「カフェ」が併設する全国唯一の海洋センター

LR cafe.teico

天城町B&G海洋センター艇庫に併設された小さなカフェは、「与名間ビーチに遊びにくる人たちへ、何か軽食を提供できたら」との想いから、施設リニューアルの際に飲食用テナントを増築しました。現在、「LR cafe.teico」が運営中です。

店内はウッド素材をふんだんに使用し、ヴィンテージ風のおしゃれな空間になっています。金曜日から日曜日までの3日間を中心にオープンしており、コロナ禍があけ、約1年半ぶりに本格的に営業をスタートしました。

LR cafe.teico

クリーム&ソーダの「よなまビーチサンセット」(右)と「よなまビーチナイト」(左)

クリーム&ソーダの「よなまビーチサンセット」(右)と「よなまビーチナイト」(左)

メニューは、「ジュース」「シェイク」などのドリンク類に加えて、「ピタサンド(3種類)」や「タコライス」「ハンバーグプレート」のフード類も数量限定で提供しています。

クリーム&ソーダは、よなまビーチの1日をイメージして商品開発。「サニー」も入れた3種類があります。「ナイト」はちょっと大人なソーダで、「サンセット」はベリー風味がちょうど良いお子様にもおすすめの一品です。それぞれの商品はもちろん、お店を訪れると笑顔が素敵な店員のお姉さんが出迎えてくれました。

今年の夏は「カヌーポロ」体験も可能に 器材一式を配備

舟艇器材配備式

2023年の天城町の夏はまだまだこれだけではありません。7月20日、天城町海洋センタープールで、「ポロカヌー」一式を配備する「舟艇器材配備式」を実施しました。

カヌーポロ

カヌーポロとは、カヌーに乗って水上で行うハンドボールとバスケットボールを融合したようなスポーツで、水球と同様のボールを用いて行う競技です。

天城町では、8月30日から約1ヵ月間、第8回センター・インストラクター養成研修が開催されます。研修カリキュラムにも含まれる「カヌーポロ」体験で器材を活用します。
そして何より、町内はもちろんのこと島内の子どもたちへ、カヌーやSUP体験をはじめとするこれまでのマリンスポーツにとどまらず、新たな水上競技の体験を提供することで、島の子どもたちの楽しい思い出作りにも貢献していく予定です。

撮影:2021年8月

撮影:2021年8月

2019年度(モデル事業終了後)の天城町の様子はこちら

2018年度の天城町の様子はこちら

 

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