時津町B&G海洋センター 2020年度
教員向け艇庫体験会を実施
時津町B&G海洋センターにて、地域の学校の先生方を対象とした「教員向け艇庫体験会」を2020年8月17日(月)に実施し、19名の先生が参加しました。
この事業は、2020年度より時津町とB&G財団が協働で実施している「次世代型海洋センター艇庫の先進的活用と地方の魅力創生」事業の一環で、現在の艇庫に多目的室を増築し、 改修後は、地域での海洋教育を推進する拠点となることを目的に各種事業を実施しています。
今回の事業「教員向け艇庫体験会」は、学校授業内での海洋教育導入を目指し、地域の学校の先生方に、カヌーやSUPでの無人島横断等を体験してもらいました。
実施スケジュールと実施内容
実施日:2020年8月17日(月)
時間 | 項目 | 内容 |
---|---|---|
13:00~ | 集合・受付・着替え | |
13:20~ 13:50 |
海レク体験(艇庫) | ・開会 ・講師紹介 ・スタッフ紹介 ・班分け ・準備運動 ・水辺の安全教室 ・カヌーの乗り方・こぎ方 |
13:50~ 14:35 |
無人島横断(往路) | カヌー5艇 Wカヌー1艇 メガSUP1艇 |
14:35~ 15:35 |
無人島での活動 | ・殉教の記念碑見学 ・シュノーケル体験 ・講話 ・海岸清掃 |
15:35~ 16:20 |
無人島横断(復路) | 往路とは違う艇に乗船 |
16:20~ 16:30 |
閉会 | ・まとめ ・閉会の挨拶 |
参加した皆さん、マリンスポーツ体験をとても楽しんでいました。
講師としてお呼びした、長崎大学の高谷教授からは、大村湾の環境や生物の生態、海洋教育の重要性についてお話いただきました。
また、マリンスポーツ体験以外にも、無人島に建てられている、キリスト教殉教の記念碑の見学や、水辺のごみ拾い、水辺の安全教育等も行い、多様な体験学習をしてもらいました。
参加した先生の声(一部抜粋)
- カヌーやシュノーケリングを楽しく体験させていただいたのはもちろんですが、着衣泳や背浮きの大切さ、島の歴史等を学ぶことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
- 率直にとても楽しかったです。カヌーやサップ体験はもちろんのこと、いろいろなことが学べ、勉強になりました。
- 海は怖いと思っている生徒や先生方でも今回の活動だったら楽しく参加できると感じた。
また、参加された先生方のほとんどから、海洋教育に取り組みたい・実施を検討したいとおっしゃっていただきました。
今後も海洋教育普及のため、教員向け艇庫体験会を継続的に実施していくとともに、様々な活動に取り組んでいきます。