2022.02.01 UP 次世代型艇庫 艇庫リニューアル式典を開催(時津町B&G海洋センター)

日本財団助成事業

2021年7月3日(土)、長崎県時津町B&G海洋センター艇庫のリニューアル式典を開催。町長、議会議長はじめ、町内4小学校の校長のほか、式典後の生物観察会に参加する幼稚園児や保護者など、約40人が参加しました。

今回の改修は、艇庫を海洋教育の拠点とするため、多目的室の増築を行うとともに、老朽化した艇庫部分の内外壁・天井の改修のほか、トイレ・シャワーなどの水回り設備の改修を行いました。

  • 体育館と艇庫の間に増築された多目的室

    体育館と艇庫の間に増築された多目的室

  • 艇庫内のトイレも増設

    艇庫内のトイレも増設

式典で時津町の吉田町長は、「新たに多目的室ができ、人が集まりやすい施設となりました。ぜひこの施設を活用していただき、美しい大村湾を大いに活用して海を好きになり、そして、美しい大村湾をいつまでも残していきたいという思いを持ってもらいたい」と挨拶されました。

雨天の為、体育館の中で式典を実施

雨天の為、体育館の中で式典を実施

式典後は、現役の漁師で水中写真家でもある中村拓朗さんを講師に、生物観察会(タッチプールと生き物クイズ)が開催されました。

  • 体育館と艇庫の間に増築された多目的室

    体育館と艇庫の間に増築された多目的室

  • 多目的室に設置されたボルダリング

    多目的室に設置されたボルダリング

タッチプールで、ヒトデの腕の一部を見つけた子どもが「これ何?」と質問すると、中村さんは「ヒトデは敵に襲われると自分の体を切って、身を守り、またそこから再生するんだよ」と回答。子どもたちは目を輝かせて「えーっ、すごい!」と歓声を上げ、驚きの表情を見せる保護者もいました。

今年度は海洋センターに近接する、時津北小学校の5年生を対象に、海洋教育事業を 展開する予定です。

今後、この艇庫で展開する海洋教育事業を通じて、海を好きな子どもたち、豊かな海を守 ろうという気持ちを持った子どもたちを増やしていきたいと思っています。

「次世代型海洋センター艇庫の先進的活用と地方の魅力創生」事業では、海洋センター艇庫の多目的な利用を促進し、幅広い世代や団体を巻き込んだ多様な艇庫活動を推進することで、地域活性化を図る取り組みを推進しています。

 

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