「海ごみゼロフェスティバル」活動強化期間の集計結果
2021.11.15 UP

CHANGE FOR THE BLUE 海の未来を変える挑戦

地元の海をみんなできれいに!

通年で実施する清掃活動「海ごみゼロフェスティバル」に、春(5月30日~6月8日)と秋(9月18日~9月26日)の二回、活動強化期間を設けました。コロナ禍で参加人数制限を行いながらも、春には47ヵ所4,042人、秋には93ヵ所2,541人、合計で140カ所6,583人のご参加をいただきました。活動強化期間は、日本財団と環境省が推進する「海ごみゼロウィーク2021」と合わせて設定されています。

海ごみゼロフェスティバルは、日本財団、内閣府総合海洋政策本部、国土交通省が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として、国民一人ひとりが海ごみの問題を自分ごと化し、「これ以上海にごみを出さない」という社会全体の意識を高めるために、毎年、全国各地の海洋センター・クラブで実施しています。

B&G吉井海洋クラブ(群馬県)

B&G吉井海洋クラブは6月5日(土)に海ごみゼロフェスティバルを実施。地元広報誌に掲載して募集を行い、地域住民ら54名が参加しました。吉井町を流れる利根川水系鏑川の河川敷で清掃活動を行うとともに、A2判見開きの大型絵本教材「海とごみのおはなし(PDF:7MB)」を使って、海洋ごみに関する知識を深めました。

清掃活動後にカヌー体験会を実施したところ、新たに10人が海洋クラブに入会。新しい仲間を増やすことができたとの報告をいただきました。

  • 海洋ごみについて教材で説明

    海洋ごみについて教材で説明

  • 清掃活動

    清掃活動

  • 集合写真

    集合写真

愛南町御荘B&G海洋センター(愛媛県)

愛南町御荘B&G海洋センターは9月26日(日)に海ごみゼロフェスティバルを実施。地元の小学生や保護者など20人が参加し、艇庫周辺の清掃活動を行いました。まず、A2判の大型絵本教材「海とごみのおはなし」を使って、陸上のごみと海ごみの関係について事前学習を行いました。

清掃活動後はごみの多かった場所や種類をみんなで書き入れた「ごみマップ」を作成。拾うだけで終わりにせず、地域のごみ問題について考え、今後の活動に活用していきます。あわせてバナナボート体験と水辺の安全教室を行い、自分の身を守る知識や技術を学びました。

  • 「ごみマップ」の作成

    「ごみマップ」の作成

  • 集合写真

    集合写真

  • ライフジャケットを着用して泳ぎ回る子どもたち

    ライフジャケットを着用して泳ぎ回る子どもたち

今後も海ごみゼロフェスティバルを通して、全国の海洋センター、海洋クラブと連携しながら海洋ごみ対策に取り組んでいきます。海洋ごみ削減に向けてみんなで活動していきましょう!

 

関連ページ