9月25日(土)、千葉県鋸南町の鱚ヶ浦海水浴場で、海ごみゼロフェスティバルを開催。鋸南町B&G海洋センターのスイミングクラブの子どもたち、コーチ、保護者など約60名が参加しました。
海ごみゼロフェスティバルは、日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として、国民一人ひとりが海ごみの問題を自分ごと化し、「これ以上海にごみを出さない」という社会全体の意識を高めるために、毎年、全国各地の海洋センター・クラブで実施しています。
実施にあたり、デサントジャパン株式会社が運営する水着ブランド「アリーナ(arena)」が取り組むTHANKS TO WATERプロジェクトの協賛を得て、特製のB&Gオリジナルセームタオルを提供いただきました。
当日、プールで朝練習を終えた子どもたちは、海洋センタースタッフ、コーチや保護者の車で公民館に集合し、実施場所の鱚ヶ浦海水浴場まで徒歩で移動しました。到着後、1時間ほど海岸清掃を実施し、30ℓごみ袋で約40袋のごみを回収しました。
ごみ拾い終了後は公民館へ戻り、今年度、新たに作製した学習教材「ごみマップ」を活用した海洋ごみに関する勉強会を行いました。ごみの種類、ごみの多かった場所などを書き入れた、オリジナルのごみマップを子どもたちで作成し、きれいな水辺を守るためにできることを考えました。
活動の振り返りでは、「ごみがあんなにあると思わなかった」と感想を口々に話し、「ごみは必ず持ち帰る」「ポイ捨ては絶対しない」「ボランティアとして清掃活動に参加する」など、各自で意見を出し合いました。
今後も海ごみゼロフェスティバルを通して、全国の海洋センター、海洋クラブと連携しながら海洋ごみ対策に取り組んでいきます。