2022年度の受賞団体が決定しました!
2022.12.16 UP

CHANGE FOR THE BLUE 海の未来を変える挑戦

海をみんなできれいに!

今年度も全国の海洋センター・海洋クラブと共に「海ごみゼロフェスティバル」を展開。今年は5月28日から6月12日の期間と、9月17日から9月25日の期間で実施しました。
 活動場所は、海洋ごみが流れ着く海岸だけでなく、海洋ごみの流出源である街中や河川敷なども対象です。今年度はカヌー、SUPなどを活用した水上の清掃活動や海洋ごみに関する環境学習なども各地で行われ、過去最多となる全国232ヵ所、16,623名の方々にご参加いただきました。

関東ブロックB&G地域海洋センター連絡協議会による清掃活動

関東ブロックB&G地域海洋センター連絡協議会による清掃活動

全国各地で行われた活動の中から、「通常清掃の部」「ワークショップの部」「水上清掃の部」の3部門で受賞団体が決定しました!

通常清掃の部

小豆島町内海B&G海洋センター(香川県小豆島町)

小豆島町はSDGsの推進に力を入れ、中四国で唯一、国際認証団体であるグリーン・デスティネーションズ発表の「世界の持続可能な観光地 100 選」に選出されています。
 島内の土庄町やB&G池田海洋クラブとも連携し、島内全域を対象とした海ごみゼロフェスティバルを実施。今年度の海ごみゼロフェスティバルにおいて参加人数第1位となる4,003人が参加しました。
 小学校、中学校、高校、企業、青年団などの協力を得て、5月28日から6月12日の期間中、各団体が活動できる・しやすい時に実施するということで活動に取り組んだことが結果につながりました。

  • 小学生による清掃活動 /

    小学生による清掃活動

  • ごみ袋と手袋を配布

    ごみ袋と手袋を配布

  • 街中の清掃活動へ出発

    街中の清掃活動へ出発

ワークショップの部

KARAHASHI B&G海洋クラブ(滋賀県大津市)

クラブ員をはじめ市民や愛好者が参加し、瀬田川の清掃活動を実施。SUPに乗り、名所として知られる「瀬田の唐橋」から琵琶湖にかけて清掃活動を行い、陸上からは拾うことのできないごみを回収しました。
 春には清掃時に回収した、海ごみ「琵琶湖天然シーグラス」を使用したフォトフレームの作成と琵琶湖のごみ問題について講師を招いて学習会を行いました。
 秋にはテクノ工作やプログラミングのワークショップを開催している「こどものテック」とタックを組み、「海と環境」をテーマにアプリを活用したゲームを作成し、海洋ごみについて楽しく学びました。

  • 瀬田川のごみを回収 /

    瀬田川のごみを回収

  • シーグラスを使った作品づくり

    シーグラスを使った作品づくり

  • フォトフレーム完成

    フォトフレーム完成

水上清掃の部

関東ブロックB&G地域海洋センター連絡協議会

ブロック指導員研修会を兼ねて、舟艇を活用した水上清掃を実施。関東ブロック幹事である幸手市の「行幸湖」で、ブロック内の21海洋センター42人の指導者と、埼玉県立大宮高等学校、浦和北高等学校のカヌー部約30名が参加し、カヌーやEボートなど35艇で水上清掃を実施しました。

  • 事業概要の説明 /

    事業概要の説明

  • 幸手市大村市長も参加(右から2人目)

    幸手市大村市長も参加(右から2人目)

  • カヌーでごみを回収

    カヌーでごみを回収

次年度も海ごみゼロフェスティバルを通じて、全国の海をきれいにしていきましょう!

海ごみゼロフェスティバルは、日本財団、内閣府総合海洋政策本部、国土交通省が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として、国民一人ひとりが海ごみの問題を自分ごと化し、「これ以上海にごみを出さない」という社会全体の意識を高めるために、毎年、全国各地の海洋センター・クラブで実施しています。

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