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北海道大空町
マンガ家:岩原裕二
4.53
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根岸錦蔵さん(ねぎし きんぞう)は、明治35年(1902年)東京府(現東京都)に生まれ、日本航空界創成期に活躍したパイロットです。
昭和10年冷害に苦しむ北海道女満別村(現大空町)に、村民1,300人の協力を得て、気象観測の基礎となる流氷観測用の滑走路を完成させ、現在の「女満別空港」に続く飛行場を開きました。
流氷観測で得られたデータは、北海道の天気予知に役立ち、農業漁業の発展を支えました。
ふるさと紹介
北海道大空町
大空町は、平成18年3月31日、女満別町と東藻琴村が合併して誕生しました。
オホーツクの空の玄関女満別空港を擁し、網走湖、藻琴山、メルヘンの丘、東藻琴芝桜公園など四季の自然が豊かです。
主幹産業は農業で、麦類、じゃがいも、甜菜、豆類、野菜で、その他には日本最東端の米など多岐にわたって栽培されます。
女満別空港~オホーツク空の玄関口~
女満別空港の始まりは、昭和10年 冷害対策として飛行機でオホーツク海の流氷や気象観測を行うためでした。中央気象台は、静岡県清水市三保出張所の根岸錦蔵気象観測隊員を派遣し、女満別村民は総出で工事に協力して村営競馬場を飛行場に改修しました。
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