事業 × 職員インタビュー

No01. 養成研修 × 鈴木 昭正

プロフィール
2012年入職 /出身:神奈川県/所属部署:事業課 課長代理/前職:税理士事務所

※インタビュー内容、所属部署、役職等は2021年12月時点のものです。

  • ―入職したきっかけ

    学生時代に水泳経験やプール施設でのライフガードなどでのレスキュー経験があり、マリンスポーツや水泳を通じて、子どもたちに自然体験を提供するB&G財団に興味を持ちました。当時は、経理職員の採用枠があったこともあり、前職での税務、経理で培った強みを活かせるとともに、子どもたちと自然で触れ合えることの両方ができると感じ、飽きっぽいところもある自分自身には、合っていると感じて入職しました。

    入職後は、強烈な個性を持った人が多いが、いざ、財団全体で事業を創り上げるときには、一致団結して同じ目標に向かうことができる、フレキシブルさを持っている印象を受けました。

現場の第一線で活躍できる指導者を養成

  • ―指導者養成事業について

    B&G財団は「海洋センター施設」と「B&G指導員」の両輪があってこそ、地域住民の健康づくりや地域の活性化に寄与できると考えています。指導者の養成は、設立当初から根幹事業として位置付けられ、1976年から現在に至るまで、継続実施されている歴史のある事業です。

    指導者養成研修は、海洋センター所在自治体や指定管理者の職員などを対象に、マリンスポーツ・水泳の実技や指導法、気象・海象の知識、心肺蘇生法、施設管理などに関わるノウハウを学び、現場の第一線で活躍できる指導者を養成することを目的としています。例年6月に、沖縄で約1ヵ月間の研修を実施しています。

  • ヨット訓練

    ヨット訓練

  • 研修を修了し、B&G指導員となったインストラクターが、海洋センターを拠点に子どもたちの健全育成、地域住民の健康づくりのため各種事業を推進し、地域の活性化に向けて活躍しています。

    これまでに養成したB&G指導員は20,000人を超え、日々現場での指導にあたっています。B&G指導員の活躍により、海洋センターの年間利用者は1,000万人を超え、地域コミュニティの中核を担う施設になっています。

  • SUPの実技

    SUPの実技

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2019年度

2020年度

2022年度①

2022年度②

2023年度

研修修了者の地元での活躍が励みになる

  • ―担当業務とやりがい

    指導者養成研修や学生ボランティア事業など、指導者関係の事業全般を担当しています。

    養成研修では、履修カリキュラムのスケジュール調整やマリンスポーツ器材の保守管理、外部講師、看護師の派遣依頼、研修生用ユニフォームの選定など、事前準備を行います。

    研修がスタートすると、マリンスポーツや水泳の実技指導と安全管理のほか、研修生の体調管理に注意を怠らないようにしています。

  • カヌーの指導の様子

    カヌーの指導の様子

  • 私は体育会系に所属しておらず、スポーツ指導の経験もありませんでした。養成研修を担当した当初、成人80人を対象とする実技指導や長期間に渡り、研修参加者のモチベーション維持や体調管理に気を配ることがとても苦労しました。

    人の命を預かる研修であるため、入念な事前準備が重要です。仕事は準備が8割と言われるように、履修カリキュラムや器材管理だけでなく、指導スタッフに何をどのレベルまで引き上げてもらいたいかなど、細かい点まで意思の疎通やコミュニケーションが必要になります。

    養成研修を修了した指導者が、地元に戻って、現場で活躍している姿を新聞記事やニュース映像で見たときに、やりがいを感じますし、励みにもなります。

  • AEDの指導の様子

    AEDの指導の様子

  • 養成研修1日の流れ(例)

    時間 内容
    6:00~6:30 起床~教官室集合
    7:00 日朝点呼、ラジオ体操、ビーチ清掃活動
    7:30 朝食
    8:00 ブリーフィング(役割分担、準備物品、気象確認等)
    8:20 研修生器材準備指揮、海上安全確認
    9:00 カヌー実技①
    12:00 昼食
    13:30 カヌー実技②
    17:00 器材片付け、夜の課業準備
    18:30 夕食
    19:30 夜の座学課業
    20:30 翌日の課業準備・ブリーフィング、指導員FB投稿、報告書作成
    23:00 就寝
  • ―事業の展望について

    「B&G指導員の価値向上」です。海洋センターだけでなく、自治体にとっても、必要とされるB&G指導員をさらに増やしていきたいと思っています。

    ―応募者へのメッセージ

    B&G財団では人材は”人財”です。これからのBGを創っていこうという意欲的な方と一緒に働きたいです。ぜひ、ご応募お待ちしています。

  • 指導員研修会で指導者と再会!

    指導員研修会で指導者と再会!
    ※ピエロになりきって周りを楽しませるおちゃめな一面も

  • BGをひとことで表すなら?

     異色のるつぼ 
    職員のみんなが経験、個性、特性、能力、趣味などが異なり、多様なものが集まっている中でも、ひとつにまとまっています。

  • 鈴木

これまで開催された「B&G指導者養成研修」

 

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B&G財団 総務課   TEL:03-6402-5310   E-mail:somu@bgf.or.jp
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