指導者養成研修 「第5回 センター・インストラクター養成研修」はじまる!
「第5回 センター・インストラクター養成研修」が、6月6日(月)から沖縄県本部町のマリンピアザオキナワではじまりました。
北海道から鹿児島まで60自治体から62人が参加し、7月8日(金)までの33日間の合宿研修に臨みます。
コロナ対策として、那覇空港到着時の看護師による健康チェック、抗原検査実施、貸切バスによる移動のほか、毎日の検温、体調チェック、研修室および居室内の換気と消毒、公共スペースの使用制限など入念な対策を行い、研修を実施します。
開講式
研修では、海洋性レクリエーション(主にヨット・カヌー)の実技や水泳の基礎指導、水上での安全管理、BLS講習・心肺蘇生法のほか、子どもの自助意識向上のための安全教育や障がい者、高齢者を含むインクルーシブな活動への対応などを習得。
また、今回から新たに防災・災害への対応として、「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」の資格を取得します。
B&G財団理事長の菅原悟志は研修生に対し、「皆さんは市町村を代表してこの研修に臨んでいることを忘れてはなりません。33日間の集団生活という非日常の経験が成長の糧となります。この研修で失敗を恐れず、いかなる困難な状況においても真っ向から立ち向かっていく精神を養ってほしいと思います。そしてそれは実社会で必ず役に立ちます。一つ一つのカリキュラムが子どもたちの健全育成、地域住民の健康づくりに直結しているという強い自覚を持って取り組んでほしい」と挨拶しました。
理事長あいさつ
研修生を代表して、酒井喬史 研修生(香川県小豆島町内海B&G海洋センター)は、「私たち第5回センター・インストラクター養成研修 研修生一同は、この恵まれた環境の中、全国から集まった仲間と切磋琢磨し、青少年の健全育成をはじめ、地域住民に『愛される指導者』を目指して努力することを誓います」と誓いの言葉を述べました。
研修生代表 誓いの言葉
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班別自己紹介
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泳力判定
33日間の研修を終え、各種の検定試験に合格した者には「修了証」が渡され、地元に戻り、各自、水辺の安全教室やリーダー研修など現場での指導経験を積んだうえで、一定の審査基準に合格した者を「B&Gセンター・インストラクター」に認定。マリンスポーツ等の実践活動や自然体験・環境教育を通じた青少年の健全育成ほか、幼児から高齢者・障害者を含む地域住民の健康づくりや防災力の強化など、地域コミュニティの活性化に努めます。
センター・インストラクター養成研修は、B&G財団の理念である「青少年の健全育成」「地域住民の健康づくり」を全国の海洋センターで担っていく指導者を養成するもので、1976年から実施し、これまで約20,000人の指導者を養成しています。
本研修は、環境大臣により「環境保全・環境教育推進法」に基づく人材認定事業に登録されています。
1日のスケジュール
6:30 | 起床、寝具の片付け・整理 |
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7:00 | 日朝点呼、海浜清掃 |
7:30 | 朝食 |
9:00~12:00 | 課業 |
12:00 | 昼食 |
13:00~17:30 | 課業(※実技の場合は13:30から) |
17:30~18:30 | 自主トレーニング(プールも利用可) |
18:30 | 夕食 |
19:30~20:30 | 課業 |
20:30~23:00 | スケジュール伝達、入浴、自由時間 |
23:00 | 消灯 |
全体のスケジュール
※下記のPDFファイルをご参照ください。
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