事業内容を知る 第2回センター・インストラクター養成研修

ハードを乗り越え新指導者92人誕生!6~7月の沖縄で30日間
第2回センター・インストラクター養成研修

2018年6月6日から7月5日の30日間、沖縄県本部町B&G海洋センター (マリンピアザオキナワ)で、センター・インストラクター養成研修を実施しました。この研修では、ヨットやカヌーなどの海洋性スポーツの指導をはじめ、水泳指導、障害者の海洋性スポーツ、避難所開設運営、地域コミュニティの育成方法を学ぶなど、多機能化するB&G海洋センターに対応した研修内容を履修しました。

全国から参加した93人の研修生は、約1カ月間の長く苦しい研修を経て、92人が修了試験に合格しました。

毎朝午前6時30分の起床、日朝点呼に始まり、午後7時30分からの夜間課業、自主学習、日夕点呼、午後10時30分の就寝で終わります。全ての研修生が寝食を共にする合宿型研修です。研修は、実技や実習、講義など多岐にわたっており、自由時間は1時間程度しかないハードな内容です。

この指導者養成研修の大きな特徴の一つである海洋性スポーツ実技では、ロープワーク、ヨット、カヌー、水泳を集中的に実施しました。ヨットでは、当初、風をつかめず帆走できなかったり、方向転換時にひっくり返ったりと悪戦苦闘する研修生が多くいましたが、最後には3点ブイを回航するレースができるまで、操船できるようになりました。

修了式において、第2回センター・インストラクター養成研修の各賞が発表されました。新指導者の皆様、これからの活躍を期待しています。

各賞の受賞者の皆さん

優秀賞(2名)

白馬 聡さん
(茨城県小美玉市玉里B&G海洋センター)

安部 翔太さん
(香川県さぬき市寒川B&G海洋センター)

【選考理由】研修生が、まだまとまりのない1期目の、チーフリーダー(白馬)・グループリーダー(安部)として集団をリードし、いちから全員をまとめたことを称え表彰した。

ヨットレース優秀者(1バディ/2名)

春名 聡太さん
(岡山県奈義町B&G海洋センター)

宇都宮 大地さん
(愛媛県松山市中島B&G海洋センター)

【選考理由】ヨット実技研修の6/27・28に実施したヨットレースにおいて、常に安定した走りをして総合順位が1位であったバディを表彰した。

水泳賞(2名)

早乙女 瞭さん
(栃木県芳賀町B&G海洋センター)

浴野 秀星さん
(鹿児島県日置市東市来B&G海洋センター)

【選考理由】水泳実技時および自主トレ時に他の研修生に対して泳法指導を率先して行ったことを称え、表彰した。

研修の様子

  • 開講式の様子

    開講式

  • 隊列を乱さず集団で行動する訓練です

    集団行動


  • ロープワークを実践している参加者たちの様子

    ロープワーク

  • 緊急救命時の対応策を人形を使って実習

    BLS講習(Basic Life Support)

  • ヨット実技の様子。ヨットの準備中

    ヨット実技

  • ヨット実技の様子。海に出て漕いでいる様子

    ヨット実技

  • カヌー実技。実際に海に出て乗ってみます

    カヌー実技

  • カヌー実技。オールの掴み方を確認しながら

    カヌー実技

  • 環境学習。実際に海に行って学習中

    環境学習

  • 子どもたちを水難事故から守る、「水辺の安全教室」の指導ができるように勉強中

    水辺の安全教室

  • 障害者の方にカヌーを楽しんでもらうための訓練

    障害者カヌー指導

  • プール衛生管理の実習では、プールを制御する機械などを実際に見て学ぶ

    プール衛生管理

  • 子どもたちを相手に実践中

    指導実習

  • 仲間どうしで生徒役にもなって体験中

    指導実習

  • 避難所開設訓練。災害が発生したときに、海洋センターを避難所として利用するときの訓練

    避難所開設訓練

  • 筆記試験の様子。学んだことを確認するために…

    筆記試験

  • 修了式の様子。皆さんお疲れ様でした

    修了式

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