指導者養成研修 「第7回 センター・インストラクター養成研修」はじまる!

指導者養成研修 「第7回 センター・インストラクター養成研修」はじまる!

日本財団助成事業

「第7回センター・インストラクター養成研修」が、6月5日から沖縄県本部町のマリンピアザオキナワではじまりました。北海道から鹿児島まで全国60自治体から61人が参加し、7月6日までの33日間の合宿研修に臨みます。

開講式

ヨット・カヌー・SUPの実技をはじめ、オリンピックメダリストの中村真衣さんによる水泳指導、カヌーポロ日本代表選手による実技指導のほか、上級救命講習や災害時の避難所運営・救助研修などを通じて、海洋性レクリエーションに関する知識や技能を習得します。

  • 中村真衣さん

  • 中村真衣さんに実地指導

  • 救助訓練

  • 海洋性レクリエーション研修

B&G財団理事長の菅原悟志は研修生に対し、「ヨット、カヌー、SUPの実技研修をはじめ密度の濃い課業スケジュールの中で、厳しい1ヵ月になると思うが、皆さんは自治体を代表して研修に臨んでいることを忘れず、知識や技能を習得し地元に持ち帰らなくてはなりません。一瞬一瞬を大切につらいことも仲間と協力して乗り越え、一人も欠けることなく巣立ってほしい」と挨拶しました。

菅原理事長あいさつ

菅原理事長あいさつ

本部町 平良武康 町長は来賓挨拶で、養成研修の開催を心より歓迎すると述べられ、「全国各地から大勢の研修生が一堂に会して研修することはたいへん有意義なこと。研修を通して指導者としてのスキルを身につけると同時に、人間としても成長して、地域を牽引する指導者になってもらえるよう期待している」と激励されました。

本部町 平良町長あいさつ

本部町 平良町長あいさつ

研修生を代表して、田畑つばさ研修生(鹿児島県与論町B&G海洋センター)は、「私たち第7回センター・インストラクター養成研修 研修生一同は、この恵まれた環境の中、全国から集まった仲間と切磋琢磨し、青少年の健全育成をはじめ、地域住民に『愛される指導者』を目指して努力することを誓います」と誓いの言葉を述べました。

研修生代表 誓いの言葉

研修生代表 誓いの言葉

  • 開校式

    開校式

  • リーダー・班長紹介

    リーダー・班長紹介

研修を終え各種の検定試験に合格した者には「修了証」が渡され、地元に戻り、各自、水辺の安全教室やリーダー研修など現場での指導経験を積んだうえで、一定の審査基準に合格した者を「B&Gセンター・インストラクター」に認定。マリンスポーツ等の実践活動や自然体験・環境教育を通じた青少年の健全育成ほか、幼児から高齢者・障害者を含む地域住民の健康づくりや防災力の強化など、地域コミュニティの活性化に努めます

センター・インストラクター養成研修は、海洋センター・クラブ所在自治体の職員や担当者を対象に、海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動などを通じて、青少年の健全育成と地域住民の健康づくりを推進し、地域コミュニティの活性化を担う指導員を養成することを目的として実施。1976年からこれまでに4,000人を超える指導者を養成しています。
 本研修は、環境大臣により「環境保全・環境教育推進法」に基づく人材認定事業に登録されています。

1日のスケジュール
6:30 起床、寝具の片付け・整理
7:00 日朝点呼、海浜清掃
7:30 朝食
9:00~12:00 課業
12:00 昼食
13:00~17:30 課業(※実技の場合は13:30から)
17:30~18:30 自主トレーニング(プールも利用可)
18:30 夕食
19:30~20:30 課業
20:30~23:00 スケジュール伝達、入浴、自由時間
23:00 消灯

これまで開催された「B&G指導者養成研修」