2024.06.04 UP 指導者養成研修 「第9回 センター・インストラクター養成研修」はじまる!

日本財団助成事業

「第9回センター・インストラクター養成研修」が、6月3日から沖縄県本部町のマリンピアザオキナワではじまりました。北海道から沖縄県まで全国44自治体から46人が参加し、7月4日までの約1ヵ月間の合宿研修に臨む。

開講式

本研修ではヨット・カヌー・SUPの実技研修をはじめ、リスクマネジメント研修や普通救命講習、救助艇を使った災害救助研修、障がい者スポーツ・パラ水泳講習などを通じて、地域社会に貢献する指導者を育成する。

B&G財団理事長の菅原悟志は研修生に対し、「海や自然と関わり合う海洋センター・クラブの現場に立って、子どもたちや地域住民を指導する立場になるのが皆さんです。マリンスポーツの知識や技術、安全面に関する様々なカリキュラムを本気になってやってもらなくてはなりません。できるか、できないかではなく、やるか、やらないか、何事にも前向きに取り組み、一歩ずつ成長していってもらいたい」とあいさつ。

理事長あいさつ

理事長あいさつ

続いて、本部町 平良武康 町長は、「昨今、全国各地で自然災害が頻発する中にあって、それぞれの地域で“自分たちの地域は自分たちで守り育てる”という気概をもって取り組む、若い力、地域リーダーを育成することが最も必要だと思う。この研修を通じて一つでも多く知識や技能を身につけて、皆さんが地域リーダーとして、その役割を果たしてほしい」と激励した。

町長あいさつ

町長あいさつ

研修生を代表して、松岡秀子 研修生(鹿児島県天城町)は、「私たち第9回センター・インストラクター養成研修 研修生一同は、この恵まれた環境の中、全国から集まった仲間と切磋琢磨し、青少年の健全育成をはじめ、地域住民に『愛される指導者』を目指して努力することを誓います」と誓いの言葉を述べた。

研修生代表 誓いの言葉

研修生代表 誓いの言葉

  • 開講式

    開講式

  • 引き締まった表情で開講式に臨む研修生

    引き締まった表情で開講式に臨む研修生

センター・インストラクター養成研修は、海洋センター・クラブ所在自治体の職員や担当者を対象に、海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動などを通じて、青少年の健全育成と地域住民の健康づくりを推進し、地域コミュニティの活性化を担う指導員を養成することを目的として実施。1976年からこれまでに4,000人を超える指導者を養成している。
 本研修は、環境大臣により「環境保全・環境教育推進法」に基づく人材認定事業に登録されている。

1日のスケジュール
6:30 起床、寝具の片付け・整理
7:00 日朝点呼、海浜清掃
7:30 朝食
9:00~12:00 課業
12:00 昼食
13:00~17:30 課業(※実技の場合は13:30から)
17:30~18:30 自主トレーニング(プールも利用可)
18:30 夕食
19:30~20:30 課業
20:30~23:00 スケジュール伝達、入浴、自由時間
23:00 消灯

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