2025.05.01 UP B&G フレンドシップ PROJECT 2024 「楽楽スポレク体験会」を開催
能登半島地震復興支援事業「B&GフレンドシップPROJECT2024」の一環として、「楽楽スポレク体験会」を石川県穴水町の仮設住宅 由比ヶ丘団地の共有スペース「ボラまち亭」で4月11日に実施。高齢者16名が参加した。
この体験会は、穴水町の仮設住宅団地に暮らす高齢者世帯などの孤立予防および運動不足解消を目的に、軽スポーツ・レクリエーションを実施した。
体験会では、椅子に座ったままのストレッチで身体をほぐしてから、Nintendo Switchを使ったeスポーツをはじめ、輪投げや踏むとドレミの音階が出るミュージックパッドを使って、楽しみながら身体を動かした。
-
90歳の方も参加、元気に身体を動かした
-
画面の説明を見ながら、初めてのeスポーツを楽しんだ
-
スイッチスポーツでボーリングに挑戦
-
コントローラーを使って見事にストライク
-
踏むと音の出るミュージックパッド
-
歩きながらドレミの音階を奏でた
指導にあたったスタッフからは、「高齢者の皆さんと楽しく会話しながら取り組むことができ、あっという間の体験会だった」「皆さんの元気な姿にこちらが驚かされた」といった声が聞かれ、充実した時間をともに過ごすことができた。
参加者の感想
・うち(仮設住宅)にこもりがちになるので、身体を動かして楽しかった。
・ボーリングなんて、だいぶ久しぶりにやりました。ストライクが取れてうれしかった。
・身体を動かすイベントは少ないから、今日は参加できてよかった。
また、穴水町社会福祉協議会に被災地支援として、B&G財団が贈呈した、20組のウォーキングポールを使った、ウォーキングイベントが4月18に開催され、仮設団地に暮らす高齢者23人が参加。
ウォーキングポール贈呈式
当日は晴天に恵まれ、参加者たちは心地よい日差しのもと、ウォーキングポールを手に、軽快な足取りで団地周辺を歩きました。参加者の一人は「久しぶりに体を動かして、とても気持ちよかった。みんなと一緒に歩けて元気が出ました」と笑顔で話していた。
-
ウォーキングの様子
-
ウォーキングの様子
運営スタッフの声
贈呈されたウォーキングポールを使って、参加者たちは心地よい汗を流しながら歩き、それぞれに晴れやかな表情を見せていた。これまであまり交流のなかった住民同士が言葉を交わす姿も見られ、笑顔あふれる嬉しいひとときとなった。
本事業は YAHOO!ネット募金(被災地の障がい児等支援)を通じて当財団に寄せられた寄付金を活用して実施した。