2025.04.21 UP B&G フレンドシップ PROJECT 2024 「障がい児スポレク教室」を開催
能登半島地震復興支援事業「B&GフレンドシップPROJECT2024」の一環として、「障がい児スポレク教室」を穴水町B&G海洋センター(石川県)で4月12日に開催。障がい児9人が参加した。
本事業は、震災により運動不足が懸念される障がい児を対象に、定期的な運動機会を提供することを目的に実施。昨年12月に開催した「スポレクチャレンジフェスタ」をきっかけに、石川県障害者スポーツ協会と継続した被災地支援事業を計画し、今回の実施に至った。
準備体操後のアイスブレイクでは、スタッフの動きをまねる「こんなことできるかな?」ゲームや、ペガーボールというマジックテープのポンチョを着たスタッフを追いかけて、球をくっつける種目に挑戦。子どもたちは、広い体育館の中を走り回って大興奮だった。
大人気のペガーボール
石川県障害者スポーツ協会は、ボッチャ、フライングディスク、ラダーゲッター、ストラックアウトなどを用意。子どもたちは各種のレクリエーションスポーツを通して、活発な身体運動を行うことができた。
B&G財団、穴水町、石川県障害者スポーツ協会の三者が連携し、奥能登地域での障がい児を対象としたスポーツ・レクリエーション教室を実施できたことは、大きな成果である。
今後も石川県障害者スポーツ協会と連携して、月一回程度、穴水町B&G海洋センターで、スポレク教室を開催する予定となっている。
-
ボッチャ
-
フライングディスク
-
ラダーゲッター
-
ストラックアウト
-
エアマットの上でホッピング
-
ミュージックパッド
<子どもたちの感想>
・鬼ごっこ(ペガーボール)が一番楽しかった。次回もぜひやりたい!
・体育館が広くて、全部おもしろかった!
・体を動かすものであればなんでもOK!次回が楽しみです。
<放課後等デイサービス介助スタッフの意見>
・指導いただいたスタッフの皆さんが子ども目線で話してくれたおかげで、普段なかなかお話しが聞けない子も今まで見たことのない真剣な顔で聞いていた。
・介助スタッフも一緒に楽しませていただきました。
・たくさんの遊びがあり、勉強になった。たくさんの遊具やプログラムがあったのがよかった。
・遊具を買うことを検討しており、今回のイベントで使った遊具も視野に入れたい。社協に道具を借りて実施することも検討したい。
・毎回違う内容よりも、同じものを継続してやってもらえると嬉しい。毎回種類が違うと、混乱してしまう子どももいる。今回やったものが次行ったらまたやれるという楽しみを感じることができる。
本事業はYAHOO!ネット募金(被災地の障がい児等支援)を通じて当財団に寄せられた寄付金を活用して実施した。